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5月, 2008の投稿を表示しています

東海道中輪栗毛 第2弾 静岡編

静岡は横に長い。 「ああ車でも長いよな」と口を揃えていわれる静岡を横断するため、自転車で走った。東海道中輪栗毛プロジェクト第二弾、怒濤の静岡横断編が始まった。  今回は、箱根の先にある三島まで新幹線で輪行し、静岡を端から攻めるというものだ。繰り返すが長かった。  静岡は、ただ長いだけでなく、日本一裕福な県でもあるそうだ。漁業、農業、工業すべてが優良、喰いっパグれも少ないからこそ、ポテトチップとか、まず静岡で売ってみて反応を見る、なんていう都市伝説(本物?)まであるんだろう。そんな県である。人も神奈川より優しかった。  結果から言えば天竜川、東京~京都の中間地点までたどり着いた。まだまだ浜松。静岡は想像以上に長かった。21世紀的な数え方だと、250km地点は、天竜川の橋の上にあった。だからどうだと言われればそれまでだが、その地点の景色は、なんだかどこをどう見ても美しかった。  唯一の自分撮り。

もし、スソが汚れたら

もし、自転車のチェーン油で、 お気に入りでピカピカのパンツのスソが 黒く汚れてしまったら。 と、アパレルの人に訊ねてみたら 『まずはアブラ落としをかけて、もみ洗いしなさい』 と言われた。 自転車マニア的に言うと、チェーンの油を落とすための 脱脂剤、ディグリーザーをかけてもめば、 まずは大きな(?)汚れが落ちる。で、そのあとに 食器洗剤とか石けんで洗えば、 なんとかなるでしょう。だそう。 まずはチェーンのドロッとした強い油を、 しっかり溶かすことからだ。であれば。 石油系のクリーナーじゃなくて、例えば 発泡スチロールも溶かすことのできる柑橘系の精油 たとえばオレンジとかグレープフルーツとかレモングラスとか を使っても、落ちるんじゃないかとも思った。やったことないが。 香りは確実にいいので、例えばディグリーザーを落とすために 使ってもいいのではないかと思う。そういえば オレンジ成分の入った生分解性ディグリーザーがある。 これ とかそうだ。これならどうだ。

MTBインプレッション

  秩父サイクルトレイン というイベント(写真は第一回目のだ)があり、参加した。西武鉄道が、池袋から本拠地西武秩父まで運行しているメインラインに、自転車をそのまま乗せてしまえるというものだ。まあこれは一日単位のイベントなのだが、それでも輪行という魔術を使えば、全然走れない都心をぶっ飛ばして、果てしないフィールドの広がる秩父の山に出れるわけだ。みんなそろそろ輪行の一度や二度ぐらい経験しておいた方がこれからいいと思う。  さてそんな機会なのでいろんな自転車が集まってきた。なかでも気になる自転車2、3台には、お願いして乗せてもらう。それぞれの乗り味を覚えてるうちに、緊急インプレッションだ。 【 ジャイアント STP 】  キング・ジャイアントが送り出すこのジャンプ/トライアル系のSTPは、価格安いくせに、ものすごく乗りやすい。 まずアルミなので軽い。反応素早い。つまりスピードやパワーが少なくても、クロモリよりたぶん5mmほど高くバニーホップさせてくれるわけだ。  次にペダルの上に立ったとき、重心がものすごくいいところ、感覚として膝のちょっと下の辺り、にまとまる。くるくると回りやすく、重心を前後に動かせる幅も長くて、とても遊びやすかった。現状モデルでは、一番高いやつと真ん中のやつは多分フレーム同じだ。  そういう重心遊びものとして、スリックタイヤを履かせて雨の駅前リノリウム床で180度つるつるターン、とかしたらすげえ楽しくて警備員に怒られると思う。写真のモデルは、持ち主がハンドル位置をすごくいいところに、いい角度で持ってきていて、また絶対乗らせて欲しい自転車だった。在り方(存在の仕方)としてとてもいい感じの自転車である。 【 サンタクルーズ・ジャッカル 】  ルックスですらジャッカルのような、サンタクルーズのジャッカル。スタイルライダー、カート・ヴォレイスが乗る姿が印象的である。  さてそのジャッカルは、乗り味すらジャッカルのようであった。ジャッカルのようにひらやかに舞い、速く鋭く獲物をスナイプするためのフレームだ。例えばバンクド・スラローム。例えば下りにあるバーム。路面をナイフのように切り裂きながら、その半力を使い左右にはねるように切り返してゆく。分厚いヘッド回りのおかげで、太いサスに任せてコーナーをフロントから差し込んでも、実に問題なく受け止めてくれる。  西武秩父駅前...

トリッピーでビヨビヨで

 急を要する忙しい仕事は、基本的に受けないパンダソニックだが、それでもそれなりに仕事が来る。そう言ったそばから明日までに書かなくてはいけないものがあり、それを書いていたらビデオグラファー/アレックス・ランキンのことを思い出し、ここに書いてやることにした。  いまではMTBビデオ『Earthed』シリーズのクリエーターとして知られるアレックスとは、その前身である『Sprung』時代からの付き合いだ。付き合いだと言っても、今は亡き、とあるカルチャー雑誌で彼の特集を書いたぐらいの、いい加減な付き合いなもので、メイルとか電話とか用件を軽く交わすぐらいの、まあ顔見知りぐらいの程度であるが。  これまた互いにいい加減な人格なもので、彼には相当迷惑かけたし、かけらたりもしたが、彼の作るビデオシリーズは愛している。ライディングがどうとかそういうことより、合間に挟む昔の映画クリップとかグラフィックとか、そういうものを愛している。そういうの、どうやって版権取ってる? と昔に聞いたら「そんなもんダマテンだよ」と当時答えたのを覚えている。  一番愛しているのは、彼がビデオに使う音楽である。EarthedしかりSprungしかり、これは音楽ビデオだと思っているのだが、特に決めシーンで使う音楽は、トリッピーでビヨビヨで、そのうえ音に映像が合っている、と来たもんだ。こいつはいつ見てもうれしい。  最近出たEarthed 5のティーザーを、さっきやっと見たのだが(ビデオ送るから住所教えて、と言ったっきり、教えたところで例によってナシノツブテである)、このビデオの音楽もすごいね(リンク張るのめんどくさいんで、どっかで調べりゃ出てくるし)。こういう音楽がやりたい。はやくベースうまくならないかな。そんだけの話。さて、見出し8本書こうっと。書いたら寝よう。明日は書いた分の撮影だ。雑誌作り的に言うと順序逆じゃん。全部終わったらEarthed 5を買おう。しかしどこの宣伝文句も、適当なコピーアンドペーストなのが腹立つなあ。あれ日本語じゃないし。3X4Xって普通にのせる『MTBプロショップ』の神経を疑う。

ハッピー・ゴールデンウィーク

なんだかあんまり連休って感じもしないけど、 ハッピー・ゴールデンウィーク!

ばかだから

 こういう機材トラブルが起こると、すべからく機材が悪いと声荒げる方が多いが、その実8割がたライダーが悪い。リアサスに700cホイールを履かせたから、ではなく、乗り方が荒すぎるのである。へただから。ばかだから。  こんどは東京都港区青山だ。振り返れば今週は5回パンクした。通年だと一年分ぐらいのパンク量である。1、2回目は先にお伝えした銀座ど真ん中だった。3回目はこうだ。  とある企業広報の方との初めての会議時、会議室の外で突然パン! と破裂した。真剣な打ち合わせの会議室の前まで自転車を持ち込むのは、この時代さして珍しいことではないが、会見スタート5分後に突然パンクするなんて、なんて空気を読める空気の入った自転車なんだろう。これをKYKHJという。そのためか会議は盛り上がり、そのうち結果をどこかでお伝えできることだろう。  4回目が外苑周辺で起こった。青山通りと外苑西通りの交差点の中央分離帯に、例によって後輪当てて飛んだのが原因だ。交差点を通り過ぎ、あれ、まさかパンクしてないかい、と同行の友人に話しかけたとたん、パン!ぷしゅう、てなった。午後7時半の青山周辺は、仕事帰りの人々で忙しい。そんな皆さんにパンク修理の実態をお見せしながら、今度こそ友人にカメラで写真を撮ってもらい念願の被写体になれた。ここで修理終了。  さて空気いれる。実はこの間さ、銀座でバーストしたんだよね、タイヤとリムの間にチューブはさんじゃってさ、パン! ってなってさ。パン! って今鳴った。またなった。今週5回目だ。驚く人々に見つめられる。ご察し通り、シャベくった内容をそのままなぞってバーストした。エラそうにシャベくってると、こうなるわけだ。言霊さまいつも教えをありがとう。ボクが使う新品チューブはバーストしておだぶつする運命にあるようだ。なまんだぶ。  今、タイヤの中に入っているチューブは、1回目の時にパンクしたチューブである。直して直してツギハギだらけだ。一方で、新品のチューブを2本なまんだぶらせた。もったいないので、このなまんだチューブをなんかに活かせないかと考える。わかった!  ということで下の写真。どこかにチューブを結びつけ、片足を引っかけ、腕だけで前進する。ばかだから。すると、グイーンと骨盤辺りのインナーマッスルが伸びてチョウ気持ちいい。あれだ、『ぶら下がり健康機』の理論である。腰回りの筋肉、腸...

なにかをつつんだなにか

昨日の話の続きでいうと、 最近捨ててるゴミの半分ぐらいが、 なにかをつつんでた なにかだってことに いまさらながら気がついた。

電気、ガスまた値上げ

だってさ。 そろそろ、どうやって使わずに、どうやって豊かに暮らしていくかという方法と価値判断基準とを考え直す時期が近づいてきてるんじゃないの? みんな、準備できてる? テレビとか見て惑わされてる場合じゃないぜ。 しかし最近のテレビCMはよくできてるよね。貧乏なので家にも携帯にもテレビがなくてたまにしか見れないけど、見るたび驚くね、その説得力とリズム感の良さにさ。さすが一流のクリエーターが作ってるって感じ。 一般常識の通じないボクですら欲しくなりそうだもの、CMで声高らかに謳われてるその商品。