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ウィスラーに持ってきたいもの/携帯工具

●携帯工具ズ ーー持つべきだがサドルバッグにではなく。

 そろそろ写真のない、文章だけの更新に嫌気がさして、読む気しなくなってる方もいらっしゃるのではないだろうか。さすがビジュアル世代の我々である。文庫に書かれた活字が唯一の日本語メディアだった少年期を過ごしたパンダソニックなもので、活字は音(ソニック)であると同時にビジュアルなのでもある。無料で読んでいただいてる読者の方々には、大変申し訳ない。

 バイクパークのふもとに無料で使える工具はある。しかし、どいつもこいつも中途半端なものばかりだ。工具は自分で持っていたい。アーレンキーセット、チェーン切り&アンプルピン、予備チューブ、タイヤレバー、+ードライバー、携帯空気入れ。今回、これまでに食らったパンクで役に立ったのは《トピーク・マウンテンモーフ》だった。軽いのでバックパックに入れておいても遜色なく、なによりホースが付いているので、空気が入れやすかった。

 しかし、サドル/シートポストの項でも述べたように、バイクパークでは携帯工具をサドルバックに入れておくのはお勧めできない。サドルバッグ自体もお勧めできない。繰り返すが、リアサスがボトムアウト(フルボトム)したときに、タイヤがサドルバッグにぶりぶりしてしまうからである。ぶりぶりに乗るのは気持ちいいが、乗っているあいだにぶりぶりするのは気持ち悪い。

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