携帯電話を買いました。 auの最新型のS001 という機種。カメラ画素数800万というスペックで、カタログ上では世界中ほぼどこでもつながるというもの。 いままでは、PHSをメインに使ってきたが、こいつを使えば、携帯電話でスナップを取るとみせかけて、じつは、まあ雑誌にも掲載できる(かもしんない)ぐらいの写真をとることができ、しかもそのまま送ることもできるわけだ。世界中で、撮ったその場で。つまり、ジャーナリズムに翼をあたえるマシン、てことなのだろうと勝手に妄想している。 なによりすごかったのは、最新機種でありながら、充電器代1000円とクレジットカード(あるいは銀行カード+印鑑)、そして身分証明書さえあれば、それだけでこの翼のついたカメラが自分のものとして使えることだ。定価5万円ぐらい。これから月々基本使用料ほかもろもろで5000円ぐらい支払うことになるようだが、実はPHSとauの2台持ちというのは、PHS一台よりも毎月オトクに使えるらしい。 http://bwt.blog.so-net.ne.jp/2008-12-04-1 購入直後、初めてかかってきた電話は、電話を購入した店の、気のいいおねえちゃんからだった。 「伝え忘れましたが、海外からのパケット料金は、とても高くなるのでご注意ください、ね」 覚悟している。自由にはいつも犠牲がつきものだ。インフラが進化し、想像出来ることがほぼたいてい可能となったいま、その想像をどこまで現実に変えることができるのだろうか。現時点で、ほぼただで手に入れられる最新テクノロジーであるこの電話。果たしてただのバガボンドを、リアルタイムワールドレポーターに変えられるのか。問題は、想像をこえるパケット料金という現実だけである。さて、国際通信カメラの使用料は、はたしていくら? 乞うご期待。