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6月, 2012の投稿を表示しています

木のリムで組んだ、滑らかホイール

ここのところ、仕事仲間になってもらっている、 西脇ジンヤくんが、短期のヨーロッパ・ライドから帰ってきた。 そのお土産として、木のリムを持って帰ってきてくれた。 http://jinyaatca2.blogspot.ca/ http://jinyaatca.blogspot.jp/ (ヨーロッパでのお話はこちら) なんでも、自転車のリムを木で作るオーストリアの職人さんと 知り合いになったんだという。 もとも、車いすのリムを木で作っていて、 その技術を応用して(ってそのままだけど)自転車用も 作っているそうな。 http://www.holzfelgen.com/landingsite_en.html 木のリムというから、木をリムの形に削りだすのかなと 思っていたが、実物は、薄く切った木を何層かに張り合わせるという 青森の民芸木工品『ぶな子』と同じような作り方。 http://www.bunaco.co.jp/ もちろん、木の上からコーティングしてある。 雨や泥でも問題ないそうだ。 ロード用、マウンテンバイク用と、サイズも豊富。 ただ、使えるタイヤが『チューブラー』のみ。  (普通のタイヤではなく、接着剤でタイヤをリムに   取り付けるもの。昔のロードでは主流だった) ジンヤくんが、「サイズも選べますよ」というので、 チューブラーが豊富にある700Cサイズ、 シクロクロス用の太めのものをお願いした。 もちろん、ディスクブレーキのハブで組んで、 マウンテンバイクで使うためである。 この木リムを、ジンヤくんがお世話になっている 埼玉県・飯能市にあるサイクルハウス・ミカミさんで ホイールに組み上げてもらった。 http://www.mikami.cc/ 帰国したジンヤくんがそのまま届けてくれてたのだが 組むまでの間、店内にぶら下げていたら、 「え? 木のリムですか?!」とお客さんたちの 食いつきは、ハンパじゃなかったとか。 オーナーの三上さんは、自転車に対する考え方と遊び方が 心を読まれてるんじゃないかと思うぐらいボクと同じ感じ。 細かいこと言わなくても、欲し

ダイアテックプロダクツ・チームとライドin京都

土曜日の朝。6時半に加納慎一郎くんが迎えに来てくれた。 加納くんは、フルサスでボヨボヨとしたマシンを使うのが 当たり前のマウンテンバイクのダウンヒルレースで、 リアサスのない<ハードテイル>フレームを使って、 わりと中盤ぐらいの成績を出していた。 今は、レースもやめ、自転車のフレームビルダーになるべく 修行していたのだが、その腕を買われて、京都にベースを置く 自転車系の会社、ダイアテック・プロダクツに入社している。 http://d iatechproducts.com そのダイアテック・プロダクツの社内ミーティングが 社外というか、近くのおやまで行われるというので、 加納くんにお願いして、参加させてもらった。 そもそもダイアテックは、自転車業界の会社には大変珍しく、 男性社員の全てが、マウンテンバイクのライダーである。 それも、スタミナ自慢系ではなく、きちんと乗れる連中ばかり。 スタミナ自慢ではないはずなのだが、 サクライさん(左)とテラモト(右)と二人は、 登りのペースがかなりに速かった。 そのうえ、サクライさんは、登りがキツくなるほど、やたらと 話しかけてくる。こちらも息を切らしていないふりして応える。 オレだって山を20年乗っている。そんな駆け引きはわかっている。 のちにサンタくんから聞いたのだが、 京都の人たちは、なんだかやたらと登りが速いそうなのだ。 負けず嫌いなのかもしれない。東京スタイルのゆるさ (というより高田馬場モンキー・スタイルか)で臨むと かなり、吹っ飛ばされる。 サクライさんは、この京都周辺のトレールのことを、 ホントによく知っている。山に囲まれた盆地地帯である 京都は、中心部からちょっと足を伸ばせば山があるのだが、 相当に走り込んでいないと、あれほどのトレールに関する 知識と地元マナーを語れないと思う。 途中、サクライさんチームと加納くんチームの二つに分かれた。 サクライさんは、まだ山に慣れてない社員連中をつれて、 別のルートから下る。こちらは加納くんを先頭に、 マツノくん、オレ、テラモトという4人。まあいわゆ