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ミネアポリス土産

いまはヘルシンキ@フィンランドにいるのですが、ミネアポリスのお土産です。自転車カフェで見つけて盗み撮り。日本では Trail Store でお見かけできるとの未確認情報も。参考までに、トレーニングでムキムキなのは、我らがBMXer、ティンカー・ウォーレス。

2009 Salsa El Kaboing (26 inch)

 自転車に乗るのは、本当に楽しい。ボクの自転車に対するスタンスは『何に乗るか』ではなく『どこをどう乗るか』ということでしかないので、どんな自転車に乗っていようが、乗れりゃあ実はそれだけで楽しい。でもまあ乗るなら、自分の乗り方とリズムにばっちり合ったやつがいい。中でも長年連れ添ったやつに乗るのが一番自由で気持ちよくなれるのは、セックスとなんら変わるところはない。  がしかし、自分のできることを増やしてくれる自転車に乗れるのは、楽しいを超えてうれしい。今回、サルサの新車試乗会(with キャンプだホイ )で、久々にうれしくなれるマウンテンバイクに乗った。もしかしたら走ったトレールがすごく楽しかったから、うれしくなったのかもしれないが、先輩(元プロBMXレーサー)も乗ったあとの開口一番に「楽しいね、このバイク」と言っていたから、本当にそうなんじゃないかと思う。 《 Salsa_El Kaboing 》だ。日本語表記だと「エル・カボイング」てなるんだと思う。boing、ボイング、というのは日本語だと『ビヨーン』みたいなことになる。10年以上前に、サルサが出したリアサスモデルに付けられていた名前を、また付けたというストーリーを持つネーミングである。意味的に言うと『ザ・ビヨヨーン』てなもんか。  技術的に言うと、素材はスカンジウム。5インチ(130mmぐらい)動くリアサスはリンクに見えるが、機構的にはシングルピボット。スペシャライズド社はいい加減、例の『ホルストリンク』特許をオープンにしてくれないもんかと切に願う。スイングアームの動きを、サスユニットと薄いシートステーのしなりを組み合わせてコントロールしたものだ。動き的に言うと、まあリアサスならではのペダリング感だが、とくに悪くもない。  一方、とくに良いのは、このエル・ビヨヨーンが、名前通りビヨヨーンと飛ばせてくれるマウンテンバイクであるところ。  15年ぐらい前、ボクが当時存在したMTB専門誌の手伝いみたいなバイトをしてたころ、トレックが初のリアサスモデルをリリースした。名前は忘れたが、このトレックは、振動吸収とかなんとかいうより、よくできたバネであった。  当時いくつかのブランドがリアサスモデルを造っていた。『リアサス一気乗り』みたいな企画の手伝いだったと思うのだが、これら全部に乗れる機会があった。当時のボクは自転車でジャ...

2009 Salsa - Big Mama (29 inch)

 最近のサルサは29インチホイールのマウンテンバイク、いわゆる29er(トゥー・ナイナー、あるいはトゥエンティ・ナイナー)の雄として知られている。アメリカでは24時間耐久レースや、100マイルレースといった長距離エンデュランス系のイベントでよく使われ、愛されているそうだ。  もともとサルサは、ワカッた人に人気が高いというイメージのある、わりとコアなブランドである。サルサを創った男、ロス・シェーファーがそういう人だったから、というのがその理由の1つ。彼は現在はプロダクト・デザイナー、というより実際にモノを造っちゃう人として生きているようで、この間なんか、クルマのショーのため、3日でエンジンを0から造り上げたそうである。  では今、サルサを造り、売っている連中はどないだ。そこまでコアなのかどうかは知らないが、かなり走れる連中である。ボクもマウンテンバイクには、人並み以上程度には上手に乗れると自負しているのだが、そんなボクと開発陣&マーケティング陣とが、大笑いしながらトレールで一緒に遊んだ。そういえば、サルサにラインアップされてるバイクのコンセプト、素材やパーツ選びなどを読み込んでいくと、その走れる感じが反映されているのがわかる。毎年ちょこちょことモデルチェンジをしないのも(そもそも毎年変えるのが変だ)そういった理由なのだろう。なかなかに頼もしい。  さてそんな連中が造った、サルサの心髄とも言える29erの最新フルサスモデル《 Salsa_Big Mama 》。見た目もリアサスの機構も26er《El Kaboing》と同じではあるのだが、方向性とか乗り味とかは、全く異なるマウンテンバイクである。ホイールサイズの違いを差し置いてもだ。唯一似ているのは、こいつもやっぱり、名が体を表しているところ。結論から言うと、このビッグママは、まさにビッグなママ的な乗り味なのだ。  初めてまたがったときの第一印象がおもしろかった。あれ? これホイール26インチ? と思ってしまったのだ。それぐらい26erから乗り換えても違和感のないハンドリングだが、実際に走ってみると、そこはやっぱり29er。26erのつもりで乗ると、前輪が上がりにくかったり、コーナーでの挙動が1テンポ遅かったりする。    しかしそのゆったりとした挙動のタイミングに、いったんリズムが合うと、こいつは突如として安心感の固まり...