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2月, 2009の投稿を表示しています

29erのポテンシャル。

 自転車をブランドで見るという、前世紀型の自転車流行には飽き飽きしている。すべてのブランドのなかに、いいものもある、悪いものもある、となってる21世紀であることを認識すれば、自転車を見たり乗ったりする感覚は、もっと広がるし、もっと楽しくなれる。のに。  すべての自転車のブランドロゴを隠してしまえば、いいものが売れないためになくなり、べつにこの世になくてもかまわないものが、売れるという名の下に広まってしまうというおかしな現象を防ぐことができるはず。  ロゴや色ではなく、形態という視点でみると、これから最もポテンシャルを持っていると思われるものがいわゆる29er、29インチ自転車である。  ロードバイクやクロスバイクなどを使って、『ペダルを踏む』という行為が世間にウケて、あるいは売れているのであれば、ロードバイクよりもホイール外形が大きくてとにかく前に進み、路面を全く選ばない29erはうってつけである。それに、トルクをしっかりと路面に伝えるリアサスペンション(もちろん4バーでないと)がついている、この手の29erは、レースウェアのコスプレに飽きた人々が次に進むステップとして最適である。その理由は、読んでもわからない。乗ればわかる。ボクと一緒に乗れば、もっとよくわかる。よければ今度、ご一緒に。  そんな29erのすごさ、すばらしさ、新しさ、未来性を伝える記事を書きたいと、いろんな自転車専門誌に打診しているのだが、一つもオファーがこない。企画自体は、例によってボクが得意とする未来の商材を作るための記事なので、全く問題がない。そのため、ボクの人間性が問題なんだろうと思う。できれば誰か他の人に書いてもらいたいと切に願っている。  という、あと2年ほどで終焉を告げるだろう自転車車体購入ブームの救世主として存在する29er。今買えるモデルで、もう一つ非常に食指を動かされているのが、こいつである。ブランドロゴばかり見ていると、こういったものの性能の高さが、伝わらない。なくなってしまう前に、もったいないので、ここできちんと絵面を紹介しておくことにする。

パリの食パン

『パリ市内、一番人気のクロワッサン!』  という評判を引っさげ、数年前に日本上陸を果たした、 フランスのパン屋(ブーランジェリー)、『 メゾン・カイザー 』。  東京・港区高輪の本店と、銀座松屋の中にあるショップしか 知らなかったのですが、ちょっとした間に、 こんなに増えてました 。 おいしいからね。  クロワッサンより普通のバゲット(いわゆるフランスパン)と エクメック(トルコのパンだそう)がおいしいと思っており、 わりと食べるのですが、今日は食パンを購入してみました。  この手のパン屋に通われる方々は、 欧風な香りのする欧風パンを目指されることが多いです。 が、最近、食パンという日本ならではのパンを、 食パンなんて知らない文化のパンの本職が解釈して 作ったものはどうなんだろ、ということに興味があり。 一斤(でいいのかな?)540円ぐらい。 すでに4枚分切り取っているので、 売ってる大きさは、もっと大きい。 普通に売ってる6枚切りぐらいの大きさだと、 一日で食べきってしまうので、 これぐらい大きい方が、使い勝手いい感じです。 外側固め、中はふんわり、 まさにメゾンカイザーならではの食パンの解釈! という感じですが、 ボクは味音痴なので、高級なパンだなー という印象ばかりが強かった。 やっぱここんちは、バゲットがうまい。 日本の給食が、とくにあのうまくもないコッペパンがどうしても いやでいやで、食パンにもあまり気持ちの入らない パンダソニックですが、好んで食べる食パンもあります。 我が憩いのツォーから徒歩圏にある 『赤丸ベーカリー』 月曜日の夜だけに焼き上がる『パンドミ』は、とてもおいしい。
 先日、和光の チョコレートが大好き だと書いたら。  いただきました。ありがとうございます。書いてみるもんです。  焼き菓子とはいえ、さすが和光のチョコレート菓子。触るだけで手がべとべと。チョコレティエってます。最高。  お味はと言えば、さっぱり系。しかしそこは和光のチョコ。他のブツに比べたら、あーた。Know cow? いや超濃厚。  この袋、一年後にも使える。チョコはエコです。

幽閉中

ここ数日、こんなお城にずっと幽閉されております。 しくしく。 食べ物と飲み物とネットを与えられ、ただひたすらに働かされています。 やっと外に出してもらえると思ったら、こんなところに連れてかれて やりました。一番下のボウルでグルンが初めてできてうれしい37才。

卒業制作『インドア・ライディング・パーク』

 ちょっと、うれしいのです。  ここ数年、ボクともっとも一緒に乗る時間を共有してきたライダーがいて、ボクより15才以上年下。  いろんなところで、一緒に乗りながら、互いにいろんなアイディアや思想、やりかたを分け合ってきたのですが、そんな彼が、学校の卒業制作として、インドア・バイクライディング・パークを作りました。感動。  全部自分の手で作りました。 行き方。 矢印に従って、 自転車を担ぐ。  地上3階にあります。  学校の卒業制作であるため、数十キロ以上はなれた学校の本舎にも、きちんとライディングの模様がブロードキャストされております。21世紀技術は、こんなふうに正しく使わなくちゃね。脳内ライドのためじゃなく。 Rider: 岡田ダイ Good old rider. Rider: 岡田ケイ Good new rider. 自転車とは『旅』と『飛び』であると信じるボクのような頭のおかしい人には、両方同時に楽しめて、うれしいです。 スケートパーク・マニアである カアチャン によると、『色がステキ』とのこと。しかしコーピングがないので、『スケート』という名のつく遊び道具には向いてません。その代わり、ラジコンを走らせると、バリかっこ良かったです。写真がなくて失礼。 問い合わせ: ワークショップモンキー

ラブソング

 週末をはさんでも、妄想は続いている。大人になったら、どんな音楽をしたいのかというのを考えていたが、やっぱり、どうしても、ラブソングがやりたい。  ラブソングは、すてきである。その歌にのる歌詞の内容、シラフで聞けば、犯罪なのに、歌い上げれば、それは言霊となる。  例えば、今一番やりたいラブソングのお手本である、マーヴィン・ゲイ『I Want You』。  I want you, I want you, I want you.  But I want you to want me too.  Just like I want you.  あなたが欲しい、あなたが欲しい、あなたが欲しい  でも、あなたにもぼくを欲しがって欲しい  ぼくがあなたを欲しがるように。  まるで、70年代沢田研二のヒット曲『ダーリン』の歌詞のようだが、あれは先日お隠れになった阿久悠さんが、これから『インスピレーションを受けた』に違いないとにらんでいる。  最近この手のメジャーな曲は、You Tubeを探せばだいたい聞けるので、聞いてみたらどうかと思うが、これは歌というより叫びだ。こういう心の底からのストレートな想いが、歌という隠れ蓑を使えば、現実の言霊(=振動)として、人々に届くわけだ。文章という音の流れを作る仕事の人というスタンスでいえば、こんなにうらやましいことはない。  もう1つ、言葉の世界観という意味で、ものすごく好きなラブソングがある。ピチカート・ファイブの『あなたのいない世界で』である。 歌詞抜粋 あなたの いない世界で 私は 週末の朝 ひとり手紙を書いた ブルーの インクで小さな文字で 季節の移ろいを あなたに伝えたくて 書き終えて 私は少し泣いた そのあとで 引き出しに鍵をかけた あなたの いない この世界で  その昔、「ピチカートとパブリックエナミーが好きらしいけど、2つの共通点って何?」と知人に聞かれたことがあり、迷わず「歌詞です」って答えた。うちのカアちゃんは、音楽性とは顔であると豪語してはばからないのだが、ボクの場合、音楽性とは歌詞である。