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12月, 2007の投稿を表示しています

年の瀬ムービー

日本より17時間遅れて年の瀬です。 クリスマスに燃え尽きた感のあるこっちでは、新年は大した行事ではありません。 東洋系の大半を占める中国の新年は旧正月(2月)なので、そわそわするのは我々日本の同胞だけであります。 年の瀬の忙しさを味わいにバンクーバーの日本食材店に出かけてみました。 下が、その隠し撮りムービー。 さすが太平洋直結だけあって、マグロとかシャケとかその辺の魚の切り身はデカイです。 そして肉がすごい安いです。カナダでは、オンタリオのあたりで酪農が盛んだそうです。

ボクシング・デイ

昨日、12月26日は、ボクシング・デイでした。 ボクシングデイはイギリス系の祝日です。オーストラリア、香港、インド、アイルランド、カナダなど、出が英国文化だった国では、この慣習を続けているようです。カナダでも地方によってこの日は国民の祝日だったりなかったりして、ここバンクーバーのあるBC州では公式な祝日ではないのですが、世間は休日。 なんでボクシングっていうのかを、カナダのいろんな人に聞いてみたけど、ほとんどの答えが『聞いたけど忘れた』。なるほど。日本の4月29日がなんで『みどりの日』なの? と聞かれて、『みどり』である理由をきちんと述べられる日本の人が少ないのと同じなのでしょう。なぜ『みどり』なのか、あなた今すぐ言える? ボクは言えない。 そのボクシング・デイ、古くは教会の寄付金箱(BOX、ボックス)に寄せられた『プレゼント』を開ける日、ということだったよう。それが、主人がクリスマスも働いてくれた使用人へ贈ったプレゼントの箱を開ける日となり、今ではホリデーショッピング戦線でプレゼントになりそこねた商品が、師走の棚卸しのため一掃セールされる時期でもあります。昨日今日から、年明け6日ぐらいまで大セール中の様相。ちなみに、このボックシング・デイ(Boxing day)のルーツ公式見解は、まだ論争中なんだそう ;-} って、『みどりの日』は今年、2007年から5月4日に変わってたんですね。4月29日はいまや『昭和の日』。みどりから昭和へ。理想から実態へ。ふーん。そういえばボクシング・デイ、昔は『聖ステファノの日』だったんだって。みどりと逆ですね。

いまどきのシックスパック

いまどきのカナダだと、 シックスパックはこうやって持ちます。 ダンベル替わりにできそうですね。 アメリカでもこうなのかしら。

冬なので

冬なので、降るって知ってましたけど、 降り出すと、やっぱりカナダの雪は迫力があります。 今宵、お呼ばれしていたクリスマスのパーティは 雪のためにお流れになりそうです。

クリスマスイブ ライド@バーナビー

ステイ先の近くにあるバーナビーマウンテンを 攻めています。マップには、なかなかに 面白そうなトレールがあるのですが、 昼めし前のライディングなので、一回の調査範囲は少し。 じわじわ攻略していく感じが楽しいです。 今日は、けっこう楽しいトレールを見つけました。 サイモン・フレーザー大学に行く自転車学生のふりして 途中から『Mels Trail』というのに入ります。 そういえば、このご近所大学がWikiに載ってたので、見たら、 へー、て感じ。ホストファミリーは知ってるのかな? http://ja.wikipedia.org/wiki/サイモンフレーザー大学 乗車率98%ぐらいのシングルトラック、 前ギアはセンターぐらいで全部行ける感じ。 (そうでないところは押してくれ) そのまま幅広のTrans Canadaトレールにつながり、 ダブルトラックのダウンヒルになったり 雪上アップヒルになったりで、1時間以上楽しめました。 基本のルーティンはこれで決まり、て感じ? あとは細かいトレールをつないで ベストコースを造るという、より楽しい作業。 クリスマスイブを控えた24日は、 世間的には休みですが、ショッピング的には ものすごい最終ラッシュ。 もうモールは人だらけだったと、さっき銀行から 帰ってきたルームメイトが言ってました。

めりくり

2007、メリークリスマス、みんな。

ホリデーシーズン、連休の感覚

ハッピーホリデーズ。カナダ西部の経済都市、 バンクーバーのホリデーシーズン連休は、こんな感じ。 これはカナダのBC州発、 日本、中国、アラブ首相国連邦という、世界的な意味でアジアな 展開を行うコーヒーショップ『Blenz』ブレンツの連休予定。 バンクーバー市立中央図書館わきにある店舗の営業予定なので、 図書館と同じ=世間一般の常識的な「休んでいい日にち』のはずです。 24日のイブと25日当日はもちろん休み。 26日も一般的に休日という感覚でおり、 この26日の休みを『Boxing day』ボクシング・デイといいます。 棚卸し、みたいな習慣らしくて、 このボクシング・デイのあるウィークは、 歳末一掃セールみたいなことになるようです。 27日木曜から30日までは休日営業、 大晦日、元旦と休みで、2日から平日スケジュールに戻ります。 クリスマスの飾りは1月ぐらいまで あってもいいんだって。片付け期間は寛容のよう。

Mr.シーザー、ニューマン

俳優ポール・ニューマンによる オーガニック・ドレッシングブランド、 『ニューマンズ・オウン』は、 1982年より利益を寄付し始め、現在では200億円以上もの 寄付金を行っているという社会派企業。 ラインアップのどれも美味しいと評判ですが、 ふと目を離しているうちに、Mr.ニューマン、 こんな神々しいことになっていました。 左のイタリアンMr.ニューマンも無理ある感じですが、 3Dグラフィックになったことで、違和感もよりリアルに。 だれだかわかんなくならないよう首には『シーザー』の名札を。 もちろんシーザードレッシングですし、美味しいでしょう。 金の月桂樹は王者の証。セレブの鏡です。か?

スケール感の違い

北米に来てるんで、あらためて言うことでもないですが、 ものごとの存在がデカイです。 隣のビール350ml缶の大きさがよくわからなくなるほどの 2kgボトル、ピーナツバターの隣には 1ガロン=4リットルの牛乳が当たり前に並び、 20年前の日本での洗濯洗剤箱と同じぐらい大きいシリアルボックスは、 いまでもやっぱりでかい洗濯洗剤の箱よりも小さいわけです。 電話もマックも何もかも小さく薄くなるさなかに、 ここに関しては、昔となんら変わることなく。 物ごとのスケール感が完全に違うので、いろんなことに戸惑ってます。

街はかわいい

どれぐらいかっていうと ホリデーシーズン戦線も まっさかりなので、街は プレゼントを持った人と これぐらいかわいいので いっぱい。

一週間後ボディ

腹筋背筋スクワット 各20回×2セット、一日一回一週間ほど続けていますが、 とくに何の変化も見られないようです。

プリペイド専門 携帯電話 導入

ついに携帯電話を導入。 番号をキープする気はさらさらないので、 一番安 いプリペイド携帯を選んでみました。 Virgin Mobile 。 話題のプリペイド携帯専門のヴァージンモバイルは、 その価格破壊な感じでUKから参入。 現在気軽に買えるプリペイド携帯ものの中では一番安く $49.99カナダドル+90日間有効の$25クレジットで 税込み合計$83.62。$5のサービスと$25で 計$30分のクレジット。完全プリペイドプランの通話(掛けも受けも) 1分$0.30でテキストメイル一回100文字まで$0.15。 驚いたのが留守番電話で、必ず応答するの。切れないの。 で、10回ぐらい呼び出して、必ず留守電になるの。 ついメッセージを吹き込んじゃって、メッセージを携帯で聞くと、 やっぱり1分$0.30かかるけど、有線電話から聞くとただで聞ける。 つまり、気軽に携帯で留守電を聞いてもらうということで、 金を使っていただくというというかなり頭のいいマーケティングの感じ。 なので、もしお電話いただき、 つながらなくても、留守番電話のメッセージにはなにも残さず、 つながるまでお電話ください。 あと、ヴァージンモバイルのナレーション、文章がすべて なれなれしい。 『短くスウィートな解説は読んどいてくれよな、エンジョイ!』 『これで全ての登録は終わったぜ、ロックスター?』 とか、個人物フォルダのアイコンがブリーフの下着だったり。 そのなれなれしさがちとムカつく自分のおっさんぶりに ちょっとショック。しかしセンス&マーケティング的には、 かなり先いく感じもする。バカっぽい? そういうので いいのかも。さあ$30分どこまで持つか。

防水靴はマスト

毎日が大冒険で、ぼけぼけしてる暇もありません。 (ほんとはぼけまくりですが) 今日は久々に晴れたので、裏山のバーナビーマウンテンのトレイルを 走ってきました。街の裏側にどかんとある感じの、まさに裏山ですが、 なかなかに走りごたえがある、いい感じのトレイルです。 奥に迷い込むとそこらはシダだらけのトレイル。 ひとりで走るさなか、いくら迷ってないはずでも 緑の中どんどんさびしくなっていくので、 ちょっといろいろ心配になってくるのですが、 先を信じて走り続けるしかありません。 信じてたどり着いたのが、この景色。 山の上側がいきなり白いのは、 そこから上には雪が積もっているってこと。 雪でなければ、そこらは水でぐじょぐじょ。 冬のバンクーバーで自転車走るなら、 寒さ対策はともかく、防水の靴を履くというのが まずはマストだと思う。 バーナビーマウンテン コンサベーション エリア トレイル地図

どんな人種にも見えるマネキン

午前中はなにかしら日本とのやり取りをする我々ですが ランチの終わった午後は、よくモールに出かけます。 べつに何を買うわけでもないのですが、 モールの中をネズミのように歩き回る モールラッティングで現地の文化とセンスの取材です。 彼は、なんかどのモールに行っても見かけます。 この微妙な顔立ちの顔。見ようによっては 白人とも黒人とも東洋人とも見れる顔。 アラビックに見えなくもないです。すごいです。 日本でいうところのハーフ、英語でいうところの ハーフアンドハーフは、父母の人種の良いところを 受け継いだ、双方の文化から見ての美形になることが 多いようです。そういえばヨーロッパの美形の人は、 いろんな人種が混じってる、ても聞きますね。 この人の顔は、そういう人体骨格学の権威かなんかが デザインしたんでしょうか。あるいはコンピュータで 顔を混ぜてイエーイとかいいながら作ったんでしょうか。 この人は初めて見ましたが、セクシーです。 なんのブランドだったかはすっかり忘れました。

続報! クリスマスの飾り付け

071214Chir tmas_Crib クリスマス飾り付けの続報です。 ご近所を歩き回るにつれ、さらに激しく 飾り付けされている様相が明らかになってきました。 ちょっと出て、帰宅する5時頃には辺りはまっ暗なので、 飾り付けされた家は、バスの中から光り輝くお城のように見えます。 ご近所同士のちょっとした連帯感なのか あるいは、ご近所同士の見栄張りバトル真っ最中なのか 周囲総出の飾り付けでビカビカな一角があったりもします。 そこで、夕食後に家から徒歩10分以内の飾り付けたちを、 見学しにでかけてみました。 笑っちゃうね。暗い道を歩いてると、 突然光りの宮殿が目の前に現れて。 気がつくとサンタさんがいたりして、 これを飾り付けするだけでも大変だろうに、って思うぐらい。 こんな見学するのは、我々お上りさんだけじゃないようで、 この時期になると、有名できらびやかな飾り付けを巡る ツアーなんていうのもあるそうです。昨日も1組見たかな。 すげーすげーなんて写真を撮っていたのですが、 そのうち、どんなすげー写真が撮れるんだろう、 ちゅうことになってきて、こんなの撮れました。 左はボクの撮ったお気に入りですが、 奥さんの撮った右のおどろおどろしい家の方が、かっこいいと思います。

なあ、カナダって煙草すえるんか?

というメイルでの質問に関する これまでのいい加減な調査の途中報告です。 結論から言うと、 後ろめたさバツグンで、低所得なにおいを 嗅ぎながら吸うことができます。 やっぱ基本的に禁煙です。 マンション敷地内全て禁煙ていう建物も 普通にあります。 じゃあ外で吸うかというと、やっぱり誰も吸ってないです。 歩きタバコはもちろん無理、喫煙所や灰皿は皆無。 表に立って吸っていたら、もう怪しさ万全。 夜に、建物の外に立ちながらぶらぶらと 寝る前の一本を吸っているのがご近所さんに見られたら、 いったいどういう反応をされるか、わかりません。 このあいだ行ったスーパーマーケットの端っこで ぶらぶらと煙草を吸ってる人を見かけたのですが、 どこからか来たクルマが彼に近づいて行って、 じわじわと彼を駐車場から追い出していました。 いろんなドラマがあるもんです。 でみんなどうしてるかというと、 バーに行って、バーにある喫煙所(ここにはある)で なんか吸って、とかしてます。あとクルマで吸ってる人 多いですね。BMWの四駆ころがしながら葉巻ブハーって。 先日、山に自転車乗りに行ったとき、ボクらが着替える 駐車場のとなりにクルマ(確か高そうな)がいて、 中で妙齢の白人女性が吸ってるの。 フィルターのあの茶色の感じは、多分マルボロ。 雪のうっすら積もる山の上の駐車場に停めて そんなして吸ってんだから、何かと思ったらマルボロ。 そんな感じです。吸うのにはけっこう気を使いますが、 街中見てると、けっこういっぱいの人が吸ってるみたいです。 では。

シーモア・ライド

ついに初乗りです。 バンクーバー近郊の山、Mt. シーモアで乗ってきました。 バンクーバー在住の友人、 辻義人くん から突然お誘いいただき、 ウワサのノースショア・トレイルライドに出かけてきました。 微妙に晴れ間ものぞいたものの、基本的には曇天&雪景色。 しかし森の中の緑色はバツグンに美しく、ただうっとりと見とれるばかり。 このしっとりと美しい緑は、雨が多い冬場だからこその光景だそうで、 空気が乾燥しすぎる夏は、コケの緑色がくすんでしまうとか。 辻くんは、冬のこの緑の中で乗るほうが、夏に乗るより好きと言っています。 よくわかります。 トレールは、ラダーや岩場などかなりラフなもの。 集中力が必要な、岩&根っこのタフルートでした。 前を横切る根っこのドロップの先には、言わば岩場のランディング。 いつも走っていた日本のトレールは ジェットコースター系スピードヤッホー系のものばかりだったので、 こういった、技術を再確認できるトレールでのドキドキ感は、 まるで初めてMTBに乗ったときのファースト・エクスペリエンスみたいで 超アガった。 途中でお会いしたのは、女の子の一群。 ライディングスクールのようなものに参加していたんだそうな。 こんなかわいらしい娘たちが、こんなラフなところを走るのかと思うと おっさんは異常に興奮しました。 辻くんは、MTBのライディングガイドツアーも運営しているのですが、 この12月中に、日本から訪れるツアーをガイドするんだそう。 機会と時間が合えば、一緒に走れれば楽しいかなと思ってます。 もし、あなたの休暇をバンクーバーライドに充てるのであれば、 頼れるたくましくメローな男、辻くんにガイドしてもらうのを お薦めします。そういえば、YANSこと ヤナギ も辻くんをお勧めしてます。 071212Seym ourRide

西洋世界のサラダ

西洋世界に来ると、いつもサラダの食べ方に感心します。 それですごく美味しい。レタスとか葉ものがベースにあって、 そこにナッツとか豆とか豆腐とかスプラウトとかを とにかく多くの種類と味の食材を混ぜ合わせて、 ドレッシングをかけて食べるのです。 そうすると、もう『野菜食べてる』感が全然ない。 日本で食べるサラダってのは、特にランチとかに付くやつは どうしてあんなに野菜感たっぷりだったんだろう。マヨネーズのせい? 野菜を絶対に食べないという噂の有名サッカー選手がいるけど、 もし、日本が西洋のサラダの食べ方を見習っていたら、 野菜嫌いの子は少なくなってたかもしれない。彼も食べてたかもしれない。 こうなると、オリーブオイルとバルサミコがいいんだな。 マヨネーズは容器から吸ってもいいぐらい好きですが、 唐揚げだけにして、野菜にはつけないことにします。

腕立て腹筋スクワット

こっちに持ち越してきた原稿を書いてしまって、 特にすべきこともないので毎日ヒマ。 そこで自分にスケジュールを課すべく、 筋トレを始めることにしました。 腕立て腹筋スクワット、各20回×2セットから始めます。 今日で3日目なので、明日やったら祝!卒!三日坊主。 帰国までの2ヶ月間、毎日続けば 36才へなちょこボディが、どれだけ変化するかが見ものです。 筋トレなんて、ターザン一生懸命読んでた頃ぶりの20年ぶり。 一生懸命書くようになってからは、 リアルスポーツにばかりうつつを抜かし、 全然やってないのです。 おぼろげに覚えてるやり方は たぶん間違ってないと思いますが、 毎日やるって時点で間違ってるってのは 放っといて欲しいです。

バイクレーン

というここまでの前置きはさておき、 やっと本編、自転車生活を始めました。 バンクーバー中心部から郊外に延びる主要な道路には、 結構な数で自転車レーンがあります。 道が広いカナダだけあって、車1台分の車線と 同じぐらいの広さがあります。 昨日は郊外のバーナビーから、 バンクーバーのコマーシャルドライブまで走ったのですが かなり快適、10km弱を30分かからずに走れました。 んが、バイクレーンがない幹線道路を 自転車で走るのはかなりの地獄。 みんなきちんと自転車をケアしてはくれますが、 道幅ぎりぎりまでクルマは接近してくるため危ない危ない。 しかもだ、上り下りと起伏の大きな道も多いようで 自転車で走ることそのものに向いてない道だったりもして。 なるほど、バイクレーンがある道路には、 あるだけの理由があって、 そういうのがあるからには そういうところを走らなきゃ損、 てな具合なようです。 シェアすべきとこでは当たり前にシェアするけど、 そうでないところは自転車は走んないほうがいいよ、てこと。 そういう共存の仕方もありなのね。

同じ言葉

同じテレビを見て 同じ情報をもとに 同じ言葉を話して 同じことを考える ようにしくまれる システムのなかで 違う感覚を大切に するためにはその 外にでるより他に なかったのでした。

もっか気温は氷点下

今日、雪が降りました。うっすらですが。 バンクーバーは、北と東に山があり、 西と南に海があるという平地に位置します。 北からの寒い空気は山が阻んでくれ、 ハワイあたりから太平洋を渡ってくる 暖かく湿った空気の力が強くなるため、 冬場は湿度が多くなり、雨が降りやすくなります。 バンクーバーは、カナダで唯一、 冬でも雪が降りにくい土地である理由はここにあります。 そのために、冬は雨期になるんだけど。 というわけで、雨がうつうつと降るがために、 気温は低くなりにくいというわけなのですが、 気持ちのいい晴れの日が続くということは、 すなわち寒気団の力が強まっているということ。 空気は乾燥し、気温は低く、 雪だって降ってしまうというわけです。 午前9時にならないと陽は上がらず、 午後5時には真っ暗になってしまう 冬のバンクーバーですが、 太平洋からのアロハな風が、 カナダの中でもあんまり寒くない都市にしてくれています。 が、どうやら今年は晴れの多い年になるようです。 つうことは、すごく寒くなるらしいです。 雨とか雪が降るのはまあ別にいいんだけど、 道路が凍るのが、ちょっと。 自転車生活、どうなっちゃうんだよ。

飾り付け

なにせ北米ですから、12月はホリデーシーズン真っ盛りです。 ちなみに『クリスマスシーズン』なんて言うのは、 宗教的に節操のない国ぐらいのもんで、 その辺シビアに気にする地域じゃ、 キリスト教的な香りはおくびにも出しませんて。 ホストファミリーんちも、ご多分に漏れず、ライトアップで飾り付け。 居候なボクはきちんと手伝いましたよ。 ホリデーシーズンのライトアップをするなんて、 ハワイに住んでた時以来だから、23年ぶりか。白髪も増えるはずだよ。 飾り付けよりも空がきれいでした。 もちろんクリスマスは、家族でしっぽり祝うもの。 パーティとかして大騒ぎするのは、 その前にあるサンクスギビング=勤労感謝の日。 七面鳥(ターキー)料理で大盛り上がる北米ならではの連休です。 なんで七面鳥なのかというと、北米大陸にもともと鶏はおらず、 野生でいたのは七面鳥だったから、という説あり。 ついでにいうと、サンクスギビングはアメリカでは11月だけど、 カナダでは10月にあります。 というのもサンクスギビング、本来は天の恵み、収穫に感謝する日。 アメリカでの収穫は11月だけど、 北にあって寒いカナダの収穫はひと月早い10月だから、 というこれまたウワサあり。 真実味たっぷりだけど、だれか裏付けとっておいてくれませんか。 今んところご近所中で、一番いい感じの飾り付けが下のやつ。 メリーゴーラウンドでサンタとトナカイがぐるぐる回ります。 今朝は空気が抜けてしぼんでたけど、夕刻には見事に復活。

ホームステイは3食付き

夫婦そろって三十路越え、 なのにホームステイ、なので3食付き。 こんな部屋をお借りしてます。 そとは寒いですが、中は快適です。

朝9時の

朝9時の、ステイ先からの眺めです。 繰り返しますが、朝9時です。 でも北海道よりあったかいんだって。 週間気温、東京よりのきなみ10度ぐらい低いです。 いくら雪は降らないっていっても、 こんなに白く霜がおりた屋根だらけの街に、 ちょっと先が思いやられます。

バンクーバー自転車輸送覚え書き

バンクーバーまで自転車を運ぶにはいくつか方法があって 1)郵便局のEMSで送る。   長辺が150cmまで、3辺合計が300cmまでの箱、重量30kgまで   電話して2時間程度でピックアップ(都内の場合)、   お届け先までドアトゥドア、一週間程度で到着、料金最大で36000円。 2)エアカナダの手荷物として運ぶ。   自転車一台につき、『バイクフィー』が50カナダドル。   箱に入れる必要なし、ハンドルを90度曲げてペダルを外す。   これで飛行機に乗せてくれるが、傷や破損は関知せず。    (なぜか重さはあんまり関係ないんだって。。。。      なので自転車をわざと箱に詰めて、      重量オーバーしそうなものはそっちに入れとけ)   箱に入れた場合、長辺150cmまで、3辺合計290cmまで。    (ただし巨大な段ボール2台分を      2ヶ月在住の荷物ラゲッジ=23kgまで無料、と一緒に      まずは成田空港まで運ぶ冒険と、       バンクーバー空港からステイ先までの        未知の自転車輸送大冒険付き) 3)以下略  という選択肢。  1)を試そうと思っていたのですが、  いろいろあったし、自転車は2台あったし、  金はなかったので、すなおにエアカナダで運ぶことに。  で、空港について、自転車をバンクーバー空港のラゲッジストレージ  (荷物預かり所)に24時間1台7ドルであずけ、いったん宿泊先に移動。  次の日に空港に引き取りに行き、その場で段ボール解体、自転車組み直して、  バスと電車に乗っけて、無事宿泊先に自転車2台を移動したとさ。  で、箱はスペシャライズドとビアンキ、という  みんな納得のおなじみ自転車ブランドでしたが  中から取り出したのは、  『 モンキー・風来坊 』と『 660SS・バンザイペイントバージョン 』  というバンクーバー辺りじゃ、たぶん3人ぐらいしか知らない (しかも知ってる人はおそらくみな友人)  ぶりぶり日本ブランドの自転車ズ。  案の定、さっそく電車の中で、  『その自転車はなんだ、NORCOか?』  と聞かれ、「でぃすブラックワンいずシックスシックスティ・ダブるエス」  とか説明したんですが、やっぱり理解してもらえませんでした。

冬のバンクーバーは

冬のバンクーバーは、雨期です。 みんなのイメージとは違って、そんなに寒くはなく 東京より1度2度(摂氏)低いぐらいなのですが、 だいたい雨だそうです。 どんなに晴れていたとしても、 目を離したスキに、雨が降ります。 バンクーバーに到着した我々を待っていたのも、 こんな雨上がりの朝の空でした。きれいはきれいだったけど。

自転車生活inバンクーバー

一昨日(2007年12月4日)から、バンクーバーに仮移住しています。 みんなにその理由を聞かれて、 日本ではボクの文章や考え方では食っていけないから、 海外にその活動の場を探すんだとか、そんなふうに答えています。 が、本当の理由は12年前にさかのぼったところにあります。 1995年、日本に充分な情報が入っていなかった マウンテンバイクの世界レースシーンの本当のところを 自分の目で確かめ、自分の声でレポートしたいと考えました。 その第一歩として、オランダ・アムステルダムに足を踏み入れたのですが、 この街が、自転車がすごく暮らしやすい街であることに気がつきました。 どう暮らしやすいのかは、 疋田さんの著書 に詳しいので、そっちを読んでください。 で、喫茶店で煙を燻らせながら、ある企画を思いつきました。 『世界のいろんな街に、自転車と一緒に住んで、  住み具合をレポートしたら、面白いんじゃないかな』 その後12年、世界各国のいろんな街を廻るという仕事に恵まれ、 自転車で暮らすという観点で街を見て行くと、 いくつかの街が候補に挙がってきました。 バンクーバーは、そんな候補の中で、 今のボクには一番住み始めやすかったということなのです。 12年前に思いついた企画を、やっと始めることができました。 ちょっと、うれしいです。 日本を出るときに、下の写真のような警告をされました。 3週間前、30代半ばにしてやっとギターを始め、 今はとにかくつま弾くのが楽しくてしょうがないのですが、 こんなギターは条約違反なので、売ってても買わないようにします。 みなさんも絶対に買わないでください。