両手で楽器を弾きながら、峠を下ってくる自転車の動画を知りませんか? ボクは、知っています。 『Belle Epoch』(ベルエポック)と言います。 それを見たのは、2009年のBFFことバイシクル・フィルム・フェスティバル。 当時は、トラックバイクのブームが花盛り。フリーが付いてる自由な自転車なんて恥ずかしくてしょうがなかったんですが、それでもいつものモンキー98で会場に向かったのでした。 そのときに、ショートプログラムの一つとして流れていたのが、この、3分ほどの動画、『ベルエポック』。 このときのフェスティバルのことを、ボクは2本のムービーに託してリンプロジェクトのブログに書いたんですが、 http://rinprojectnews.blogspot.jp/2009/11/blog-post_24.html いちばん書きたかったのは、このベルエポックについて、だったのです。 ものすごい、衝撃でした。 当時のボクは。ものすごく楽器を弾きたくてしょうがないおっさんで、ギター、ベースギター、カリンバ、ハーモニカ、ザフーン、ピアニカ、アコーディオン、いろんな楽器を手当たり次第にやってみたのですが、結局どれもものにならず。 そんなときに見たのが、彼、別名『不可能を可能にするサイクリスト』 ジュリアーノ・カローレ さんのショートフィルムでした。 とにかく、衝撃でした。あっけにとられて、見てました。 「手放しどころか、ノーブレーキで峠を下ってるじゃん。。。」 まあ、よく見ると、足で後輪をこすって、ブレーキかけてるんですけどね。 「おれがやりたい自転車は、これだ!」と気がつき、その後、自転車旅行時には必ず楽器を持っていくクセが付きました。 で、このベルエポック、今どきYouTubeにあがっているかと思いきや、 てことになっており、もう見れない。 だれか、ああたれか、この衝撃的なムービーを、もう一度、ボクに見るチャンスを与えてくれませんか? あ、そうか。次のバイシクル・フィルム・フェスティバルで、リバイバル上映するかもしれないんだな。期待しよう。
テキストドリルは、中村パンソニによる、文章ドリル。ずっと練習中。
Textdrill is a drill of text by Koichiro Pansoni Nakamura. Keep on drilling.