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魅惑の『台北ショー・2013』レポート

いまや、世界自転車制作の中枢となった台湾。
ここで行われている、自転車展示会、通称『台北ショー』に訪れました。

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台北ショーは、いわば完全なビジネスショー。世界各国の自転車ブランドや卸業の方々が、来期や来来期に完成車に取り付けるパーツを探したり、販売に関するミーティングを行うための舞台のよう。なので、いわゆる『目新しい』ものというのはあんまり見当たりません。

なんですが、大手ブランドの完成車に採用されるための細かなパーツ、果てはフレームそのものまで、ビッグビジネスを夢見る台湾のスモールビジネスが、数多く並ぶショーのようなのです。自社の技術力を見せるための、大事な機会なのでありましょう。

自転車には、特に詳しいわけでもなく、ただ楽しく乗るだけしかできないボクが、わけもわからず見倒した、製品群をご紹介してみます。



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例えばコイツ。『世界初の、サスベンション付きステム』


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使わないときには、クルクルっと巻いてしまえる、後ろのフェンダー(泥よけ)


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最近流行ってるのかな? 可愛い形のディスクブレーキ用ローター。


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自転車用エアバッグ。ダートジャンプのときに、いいかもしんない。


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手錠型自転車ロック。


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真っ黒くて、いさましい、スプロケット。


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冗談みたいなネーミングだと思っていたら、実はものすごいマジメにがんばっていた『マイクロシフト』の変速セット。カラーリングが可愛い。


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キュートな携帯工具。実はもう、どっかのロゴが付いて、どっかで販売されてるような気もする。


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カラーリングがカッコいい、26インチ・シングル用フレーム。


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自転車ファッション、モードの最先端。ナリフリのネズミ柄なんかにゃ負けねえぜ、という気迫。


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フルサス乗りなら、かならずお世話になっているブッシュベアリング各種(だと思う)。


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いまオレが一番欲しいフォーク、カーボン・リジッド・フォーク各種。右端2つは、それこそ流行の最先端、極太ファットタイヤバイク用の軽量フォークです。20mmアクスルかな?


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台湾のタイヤブランド、マキシスのサングラスとベルト。


DSC 2433超カワいいペダル。


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超カワいいハブ。


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やっぱりあった、ニコライの電動フルサス・マウンテン。開発に近い方の話によると、「モッサリした動きだけど、きちんとマウンテンバイクだよ」とのこと。

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その新型。リンクユニットの位置が上がっている。


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電動モトクロス。なんか、日本では、もう売ってるらしいよ、との話なんだけど。。。


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『オマエをベルトドライブにしてやるぞ〜』キット。


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『昔のウチの実家のカーテン、この柄だったよ!』デザインのフルフェイスと


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ナントカ愛護団体に目を付けられるかもしれない、クロコダイル・フルフェイス。


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オレの必需品、エンドガード。すぐどっかに逃げていくディスクブレーキ用スペーサーが、ヒモでくっ付いているのが嬉しいネ!


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なんど説明されても、ぜんぜん意味が分からない、鍛造? とかの なんか。


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なんかどっかで見たことあるような気もするけど、絶対思い出せないフレーム。


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日本人ハーフのブライソンさんが考えたサスベンションと、それを具現化したピュア日本人の田中さん。


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つまり、ブライソンさんの息子、ブライソンJrくんは、日本人クォーター。アメリカのジュニアクラスで最高位に入った実力の持ち主。



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