2008-12-18

バカにするやつと、バカになるやつ

 誰かが新しい活動を始め、もがき始めるたび、2種類の反応をする人種が現れる。怒りだしたり笑い飛ばしたりしてバカにするやつと、共にもがき始めてバカになるやつである。群馬県前橋市で『Delight Bike Company』というショップを営むハニュくんは、後者だ。



 ライダー出身のハニュくんは、自分の描く理想を、コース作りという形を具現化している。前橋市のどこかにハニュくんがつくったデライト・トレイルは、日本では数少ない、マウンテンバイクでのビッグジャンプが楽しめるトレールである。彼が愛するマウンテンバイクで、彼のショップに来るプロではないお客さんも楽しめるよう、細心の気を払って、コース(ジャンプ)設計を行っている。



 そんな彼が、さらにバカになろうともくろんでいるようなので、遊びに行った。

 ハニュくんは、いちど積んだら修正しにくい丸太を使う方式で、ジャンプを作る。これなら土を作る量は少なくて済むが、失敗の許されない作り方でもある。使うのは、この間やっと手に入れたチェーンソー、巻き尺、そして計算式。噂によるとハニュくんは、高精度なジャンプの計算式を持っているらしい。センスなのか数字の勝利なのか、たしかにかなり飛びやすい。










 しかしおいしい昼食後、膨れた腹で飛んだら着地に失敗、派手に無傷を負った。無傷なので生活には全く支障はないがわりと痛い。笑いはともかく、くしゃみがいけない。また無傷がぶり返してのたうち回る。調子こくと、すぐこうなるから、やっぱり言霊は存在する。