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7月, 2010の投稿を表示しています

我らがエース、アツタのメモリー。

監督は、酒を飲むのはそんなに得意ではないが、 呑まれるのは超得意である。 しかし問題は、呑まれた記憶を、失えないことだ。 次の日の後悔たるや、いつも絶望的。二日酔いの絶望感は、 単なるアルコール代謝の化学反応だとわかっては いるのだが、それにもまして、おれがした、あんなことやこんなこと。。。 ああ、記憶さえ失ってしまえれば、どんなに幸せなことか。 さて、妄想チーム;レーシングフィーバーのエースこと アツタミネト。プロテクターをしない男である。 ムカッ! いつでもケガナイチンチを潔しとする監督は、 アツタに幾度も「プロテクターしろよ!」と勧告するが そのたびに、 「XXX・XXXXXXを知らないんですか?」 とか監督がよく知らない外国のライダーの名前を出し 「プロテクターすると、遅くなるですよ」 とわかったようなことを言いやがる。 先日の全日本選手権でも、監督の再三の勧告にもかかわらず、 プロテクターをせず、Tシャツジーンズという、 レーシングフィーバーの正装ならぬ民族衣装で レースに挑んだアツタ。してその結果は。 これこのあと絶対転けるよね。 ということで、アツタ、転倒。 起き上がって、それでもゴールラインを切る。 まあ、仕方がない。それもレースである。 ここからが、我らがエース、アツタの本領発揮となった。 毒舌で知られるチーム員;ユウキが、 「アツタくん、なんか転けて記憶飛ばしちゃったみたいだよ」 と、教えてくれていたので、最初は余り驚かなかった。      * 「あれ? 今日おれ、ナニしてるの?」 今日、君は全日本に出たんだよ。 「え? じゃあ結果は?」 君は予選で転んだんだよ。 「どこで?」 コース途中のビッグドロップで。 「なにそれ、そんなもの富士見にはないでしょ」 あるんだよ。今回特設されたんだよ。 「で、オレ完走したんですか?」 ああ、だから今ここにいるんじゃん。 「やった! でも全然記憶ない! 詐欺だ!  エントリーフィー返せ!」  というやりとりから始まり、  また3分後には、*印から全く同じやりとりと  同じリアクションを繰り返す。  200回目ぐらいのルーティーンになって、ようやく  自分が記憶を飛ばし

惨敗チーム;レーシングフィーバー

惨敗全日本。 あなたも一員、妄想チーム/レーシングフィーバー、 先の全日本選手権、結果から言うと、惨敗でした。 我々の決まり「年齢より若い順位は大優勝」でしたが この年齢というのが、大きくのしかかってきた 結果と相成りました。書いてる今も、気乗りしねえってばよ。 チーム員それぞれの、結果をご紹介しましょう。 PHOTO; 五十嵐ファミリー まず、20才台という年齢のため、 エリートクラスに参戦することになった、 HEROこと今泉仁(ひろ)。 チームの掟、禁転倒を唯一守れた男。 PHOTO; 五十嵐ファミリー しかし40位。予選通過ならず。 「でも、ぼくは大満足ですよ。 プロとか速い人たちの中で、半分以上の 順位には入れましたからね」 つぎ。中村監督。やる気は満々、準備も万端。 あとは転ばないで走るだけ、だったが。 Photos by 『ザ・グレート海上浩幸』( Chromag Japan ) 『理屈と理論はいっちょまえだが、結果は出せない』 という生まれもった星の力は、人の力では変えられない。 結果、52位。なんにも言えません。 無傷であったことだけが、唯一の慰めである。 ヤマカゲくん、大変、すまん。 なぞのマスクマン、MR.Showこと今泉翔(ショウ;手前) 丹羽隆志先輩のお手伝い、 現在、北海道を走行中のため、欠場。 http://www.yamamichi.jp/1tour/hokkaido.htm (写真は先のルイガノカップより) M2Kことマツケイ http://ameblo.jp/pushthenose/theme-10025048006.html ウィスラー修行のため、欠場。うらやましい。 五十嵐ブロス; 瑞樹(ミズキ;左 MTB歴8年) パノラマカップ22位。 年齢より大幅に年老いた順位で、残念。 優樹(ユウキ;右 mTB歴13年) 年齢制限のため、全日本には出場できず。 そして、上写真、中央に座っているのが、 我らがレーシングフィーバーのエースこと アツタミネトである。 このエースに関しては、監督、言いたいことがもう いっぱいあるので、パラ酔いしてから次の記事で書く。

バイト代はコーナリング

先のバイトのバイト代は、 アメリカのデュアルスラロームを制したこともある 世界のヤナギさん直々の、コーナリング・スクール。 「だからさ、ハンドルに頼るからいけないんだよ。 腰で乗る、腰で曲がる。わかる?」 わかりました!(うそ) 監督は、もう、絶対に、転びません!(うそ)

現在、ウイングヒルズ

マウンテンバイク・ライフ・プロデューサー(今勝手に命名) ヤナギハラヤスヒロ 氏の命により、 ウイングヒルズ に来ております。 ダウンヒルを、これまで一度もしたことのない人間でも きちんと、ダウンヒル・ファースト・エクスペリエンスできる 『 ダウンヒル体験コース 』を、世間にご紹介するためです。 http://whmtb.com/taiken/?more=dh_taiken 構想3年、コースビルダーは、みんなにおなじみ、 トレイルカッター・マーシーこと 名取将 。 こげな、コースです。1.8km。 自転車なんかほとんど乗ったことのない女の子ちゃんたちと いっしょに下りました。 ひとりは「こわーいこわーい」と文句ばかり言いながら、 (ほら、女性ですから) それでもヒュルヒュルと。 もう1人は「たのしーたのしー」とニカニカしながら、 (ほら、女性ですから) やっぱりヒュルヒュルと。 マーシーの作った、重力の流れに乗って、 ペダルを漕がないマウンテンバイク体験を 楽しんでくれていました。 ふと見ると、お父さん、お母さん、そして子どもさんが いっしょに同じレベルで楽しんでいます。 そういうスポーツって、なかなかないよね。 だいたい、スパルタ・パレンツか パパ勝手にやってるからみたいになっちゃうんだよね。 そういう希有なスポーツだと思うんだけどなー。 マウンテンバイク。 だから、だいすきー。 紹介ページができたら、ご報告します。 あと、レーシングフィーバー監督の、大活躍(大転倒)の模様も。 けっきょく転ぶダヨ。結果の出せないホンバンに弱い男だよおれわ。

日の丸しかと受け取った。明日は全日本だ。

「ニッポン男児、骨折一番。男、山陰、坂に咲く」 の前掛けでおなじみ、わりとマッチョ系ライダーであるヤマカゲくんから 昨日、完璧整備済みの Moreweed Morewood日の丸IZIMUを託された。 マッチョなライディングを是良哉とするヤマカゲくんなので、 マッチョなマシンかと思いきや、またがってビックリしたのは、 かなり小回りの効く、監督向けのマシンであったことだ。 フロントサスが、ダブルクラウンではないのは将来の常識として、 その結果、まず、軽い。見た目のイメージより全然軽い。 しかも、走る。よく走る。ダウンヒルバイクなんか見たことも 触ったこともない山田浩氏60歳手前が乗ってみて、 「すごいねえ。重いけど、走るねえ」と感激していたのもよくわかる。 そのうえ、ちょっとしたきっかけで、よく飛びあがる。 たぶん、これが直押しリアサスのいいところなんだろうなって思う。 高性能リンケージサスの、路面ギャップをシルキーにいなす感じではなく、 むしろグウウゥゥゥとためて、ボインっって解放すると、 パコーンて飛び上がるところが、楽しい。 九島ブロス、ネイザン・レニー、昔で言えばグレッグ・ミナー他、 直押し系ダウンヒルバイクで、フワーンて自由に飛ぶ 彼らは、この直押しの良さを、存分に使ってたんだなって思った。 ごめん、直押し、俺がバカだった。人も機材も年々進化するのね。 乗らずに思い込むとこうなるね。 さらに、ペダルの上に立つと、ボクの体重が、 スルンとが車体の中心あたりに素直に入る。 たぶんそのため、車体を振り回す、ではなく、 カラダの動きに素直に付いてくる、みたいな。 「それが設計の妙、ってことなんだと思うよ」とは猿父・のり王。 唯一のあれは、あれだ。 平和こそを愛し、戦いにはひたすらビビる監督には似つかわしくない、 この戦闘機イメージ。ダウンチューブ下に書かれた文言は、 監督には、とてもとても口にできない。 しかし、この日の丸は、ヤマカゲくんが 「ものすごい頭使って組んだんですよ」と自慢してしかるべき組み上がりだ。 さらに、この日の丸は、ヤマカゲくんの愛の結晶を背負っている。 監督はバカなので、自転車に込められた人の想いというのを、 勝手に感じて身もだえるのが得意だ。 「乗らずに、

全日本選手権前、『激』の準備。

サッカーの本田選手に再三言われるまでもなく、 勝負事というのは、準備が8割だ。ということで、 今週末の全日本、監督としてレース前に飛ばす激(ゲキ)の 準備、予行演習をしておきたいと思う。 公式な激なので、もちろん公用語の英語で行う。 レーシング・フィーバー諸君、心して聞いてくれ。 __OK、レーサーズ。アーユーレディ トウ フィーバー? 「いぇー」「あ、はーん」「おふこーす」「しぇけな」 __グッド。ナウ、ジスイズ監督メッセージ トゥユー。リッスン、レーサーズ! 「いえす ぼす!」 __ノー・ドリンキング、ノー・スモーキング ビフォー スタート!     &ノー・テントー アフター スタート!         イズ ザット アンダストゥッド?! 「いえす ぼす!」 __ナウ。テントー うぃる インジュリー。    インジュリー イズイン ジャパニーズ、『ケガ』。     ドゥーユー ライク ケガ?!!! 「のー ぼす!」 __ケガ、イズ ノー・ライディング フォーアトリースト ワン・マンス。    ドゥーユー ライク ノー・ライディング ワン・マンス?!!! 「のー ぼす!」 __ノー・テントー、イズ ノー・ケガ!!    トゥディ、アワ ミッション イズ ノー・ケガ!!       トゥデイ、ノー・ケガ!! アンダストゥッド?!!! 「いえす! いえす ぼす!」 __トゥデイ、ノー・ケガ! イン ジャパニーズ、    ケガナイ! ケガナイ イチ二チ! リピート! 「ケガナイ イチニチ!」 __アイ キャント ヒアーっ!!    ワンモア タイム! 『ケガナイイチ二チっ』! 「ケガナイイチンチ!」 __ラウダー! 『ケガナイチンチ!』 ン!! 「ケガナイチンチンン!!」 __ケガナイ! ケガナイチンチンン! 「ケガナイチンチンンンン!!!!」 __OK レーサーズ! レーーッツ、ロケンロール!!!!! 「Yeahhhhhhhhhhh! ケガナイ!!!!」

全日本選手権、コースの模様を電話にて

RRRRRRing! 職場の電話が鳴る。電話番が、ボクの現職である。 「はい、シャノアでーす」 「あ、野口商会のアツタですけど、ステテコパンツの在庫確認をお願いします」 「いつもお世話さまデース。監督が直々に確認しマースです」 「あ、監督、ダブルエントリーお疲れさまです。結局、ダウンヒルマシン、どうなりました?」 「うん、ジギーのヤマカゲくんから日の丸 Moreweed Morewoodを託されたので、日本を代表して走るよ。チーム内の公用語は英語だけど」 「あのね監督、先週ね、富士見のレースコース、走ってきたんですよ」 「ああ、HEROから何となく具合聞いた。なんか、すごいハデなコースらしいじゃん」 「ボクもHEROもね、もうかなり凹まされて帰ってきましたよ。転ばずに完走できんのかよ! って感じです」 「うむ、さすが全日本選手権。日の丸神社ダウンヒルの小手調べとしては上出来だ。で、どうなの、新設されてるドロップオフとか」 「あ、あそこは押した方が安全かもです。なんか、段差の高さ自体はモンキーの店にあるテーブルと同じぐらいなんですけど、バックサイドがものすごい急」 「そうか、1990年代後半のワールドカップ、イタリア/ネヴェガルのダウンヒルコースを思い出すな。当時ブリブリのヤングつかちゃんが涙目で降りてきて、何も言わなかったというあの伝説の。で、途中の巨大な岩とかどうなの」 「もちろんデカイのありますよ。ふたつ。迂回ルートどこに作るの、って感じです」 「なるほど。今どきのテレビ映え&写真映えするレーシングコースって感じか。俺たちをスティーブ・ピートかなんかと勘違いしてるな。光栄だ」 「オレ転ばず完走する自信ないですよ。転ばなければ、わりといい順位出るんじゃないの? って感じです」 「そこで、我々レーシングフィーバーの教訓、『禁転倒』が生きてくるわけだ。転倒は絶対禁止だ。服が破けるし」 「で、監督は、いつ富士見入りで?」 「辛抱たまらなくなったら金曜日輪行入りでコソコソ練練も考えてたけど、土曜日の集中力にかけてみることにした。だから、 Moreweed Morewoodと4クロス用ジャイアント・パンダの2台と監督を、土曜早朝にクルマで運んでもらえますか?」 「ああ、いいっすよ。ちなみに、ステテコパン

全員がライダー。

今日のデポカップだが、よく考えるとすごかった。 ヤナギをトップとしたイベント・オーガナイジング組織があり、 その各部門、各イベントのリーダーが、すべてライダー。 しかも、みんな、コッチ系の。 そのうえ、我々広報(後方)チームにいたっては、 全員が20&26インチのライダー。 一時、「ヤナギは20インチ嫌いらしい」という噂が立ち、 後方チーム員の一人は、自分がBMX出身であることを いつカミングアウトすべきかと、気をもんでいた時期もあるそうだ。 エビちゃんのことだ。 組織図を言うと、ヤナギがいて、その下のリーダーとして 丸山ユキオ、今月末にBMX世界戦に出場する塚本智洋、 あと、ごめん、名前忘れちゃったけど、昔から知ってる君。ごめんね。 と、わが後方チームの上司オークリー(動画担当)がいる。 そして、会場のパパとママを 妙にむずむずするムード に包んだ 今度の神社ダウンヒルでも喋るMC ALEE率いるデポカップのレジデンスDJは、 ヤナギのブログにたまに登場する ブリブリ660ssでおなじみのDJ Satoshi、と、 いつの間にかDirtJumperだけでなくDiskJockeyでもあった、DJかっ飛ばせ大野Acci。 スティングから『パナマ』『バカだもん』へとめぐる ルーティーンは、よく覚えていない。 ということで、やったのは3時間耐久レース、 小学生向けマウンテンバイク・レースと 『何本でも(勝手に)ダウンヒル(してて、タイムは計っとくから)』の 3本だてだが、 コッチ向きマウンテンバイクのことを知らない頭首は一人もいなかった。 ということで、今回のこの布陣は、すごかった。 ものすごく、やりやすかった。 世界のヤナギは、日本のヤンズになっていた。 やっと、俺たちに順番が回ってきたのか、と思った。 で、現在のヤンズさん最大のライバルと言えば、 ルイガノカップ、Jシリーズ他を取り仕切ってきた実績のある 本物の方のオークリー・タケモトだが、 ぼくのクライアントという意味を多大に含み、ヤンズさんに軍配が上がる。

マウンテンバイク100万人スポーツプロジェクト

長くマウンテンバイクをお好きな方はお気づきかもしれませんが、 ボク(ら)は、10年以上前から、このプロジェクトの 活動を、ずっと続けています。 「マウンテンバイク100万人スポーツプロジェクト」 読んで字の通りです。プロジェクト・リーダーは 世界のヤナギ です。 その活動の一端が、 http://whmtb.com/ http://dhi.quickresult.info/ http://koichironow.blogspot.com/ であったり。 ま、たかだか、ウェブですけどね。 たかだか、ウェブですよ。 たかだかね。ずっとね。