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東京・自転車・散歩

友人のブランド、『ナリフリ』のショップがオープンしました。

http://www.houyhnhnm.jp/blog/kobayashi_kazumasa/2010/11/1112.html

ので、最初のお客さんとなるべく、
レーシングフィーバー/ショウとヒロを連れて、
来期のダウンヒル用レーシングウェア(???)の下見を。

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我々、東京・ダウンタウンに住んでおり、
いいお日柄でもあったので、
電車で行くより自転車で。

東京自転車ポタリングならびに、
マニュアル(ペダルをこがずに前輪を上げて走る)の練習を兼ねて。

上の写真は、自宅近くで見かけた、自転車野郎。
http://rinprojectnews.blogspot.com/2009/10/cmwc2009-burley-httpevc.html
このかたは、運ぶ自転車後ろ篇、『シャリオット』。




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さて、ナリフリのショップは、東京・ギロッポンでおなじみの、
ロッポンギ近くにあります。飯倉の交差点ちかくです。
場所で言うと、このへん。


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ボクは、例の白いダウンヒル・レーシング・シャツ
一回転倒して、ヒジのあたりが汚れてしまったので、
新しいシャツを購入しました。16800円。
今度の色は、ネイビーなので、3回は転んでも、大丈夫そうね。

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昨今、大流行中の自転車街中ポタリングなので、
リアサスの付いてない、お散歩自転車で出かけました。

ショウ;サンタクルーズ・ジャッカル
ヒロ; スコット・ボルテージ
パンダソニック; モンキー 98台湾坊主



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さて、このショウの乗る<サンタクルーズ・ジャッカル>だが、
これは最近のモデルで、

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これが、ちょっと前までのモデル。造形的には、昔のモデルの方の、
ヘッドあたりがムキュッともり上がった形のものがカクイイ!と
言われており、最近のモデルは、カクイクなくなって残念だ、という
声がよく聞かれております。

んが、両方のモデルを、ちこちこっと乗ってみた個人的な印象で言えば、

【ムキュッとした旧モデル】
横の動きが得意で、とくにバームとかでグムムと体重を乗せきったときに速い。
バームtoバームの切り返しとかで、スピードがグイんと伸びて、
抜重したときに、バシュンって飛び出していく、そうだね、
上下の動きを楽しむというより、前に力強く進む、
いわゆるフォークロス・レーシングモデルって感じでした。

【するりとした現行モデル】
軽さが目立つ。アルミらしい反応の速さが信条の性質で、
パンプやリップなどで、フイっと軽く加重すると、スルッと前に出て行く感じ。
レーシングモデル、というより、いわゆるジャンプバイク、パークバイク。

購入する人々の、遊び方とか嗜好が変わってきたので、
フレームの方向性も、それに合わせて、進化してきたんでしょうね。
時代に合わせた進化をしないと、商品も人も生き残れません(自戒)。
個人的には、この現行モデルの乗り味の方が好き。

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いままで乗ったことある他のフレームに例えるなら、この
<トランジション・2007 Trail or Park>のような、足首で弾いただけで
加速する、みたいな。

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そういうことはまあいいや。で、散歩の続き。

ギロッポンから、麻布十番へと向かう途中、
ブルーマン・シアターに入ろうとする、ものすごく長い
ハマーを発見。さすがギロッポン。芸能人とかハデな人とか
ギャンブラーとか、そういうのだらけです。苦手。
100回ほど切り返してコーナーを曲がるのを横目に、

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ロッポンギヒルズ脇、けやき坂をモリ漕ぎで登る。
ヒロが「J Wave! スタジオ! ピストン西沢! ほら、J wave!」とうるさい。
今日は土曜日だ。ピストンさんはいないぞ、この東京生まれ猿山育ちの田舎者め。

このギロッポン・けやき坂は、いろんな造型物があって、
ステアとかカーヴとか、変な形のベンチみたいなものとか、いっぱいあり、
深夜に上から下ってあそんだら、捕まるぐらいで済むと思う。

今日は、おまわりさんが、そこらじゅうに4人組で腕くんで歩いていたので、
息を切らせて登るだけで、勘弁してやりました。

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このヒルズが出来た当時、
自転車選手になりたくて、挫折してしまったこのひとと、
いろんな造型を評論しながら歩いたのは、いい想い出です。

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散歩は続くよ。そして渋谷に移動。
BETONES事務所すぐそばで、フグの生態系を観察。
せつねえ。

渋谷周辺の、とあるダート自転車系のショップに行ったら、
『祝開店! アパレルショップ』になっていて、かなりがっかり。
しかたなく、国道246の車道で、マニュアルの練習を繰り返しながら、
上馬のあたりにある、小川輪業へともぐりこむ。
http://www.ogacho.com/

現在、小川輪業は仮店舗で営業中。すぐ近くにあるのですが、
いがいにわかり難いので、ご来訪の方は、
03-3421-7184 に電話して、場所確認して行くが吉。

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オガワさんに、サイダーを頂きながら、
10年以上前、日本でマウンテンバイク、ダウンヒルの
世界大会が開かれた時のビデオを、1時間以上にもわたって見る。

とつぜんモリトオルが現れ、『チェーンスモーク』他、恥ずかしいビデオを
たっぷりと詰め込んだdvdを、持ち帰って行った。なにか悪ダクミしてるようだ。


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すっかり陽も暮れたので、都心に帰る。
途中、渋谷にある自転車屋(BMX屋か)、W-BASEに立ち寄ったら、
『大食い選手権』開催中。
「人は肉まん10個を、レッドブルで流し込めるのか!」人体実験中でした。
肉まんというより、ビッグマックと呼んだ方がいい物体を、
トンカツソースとマヨネーズを使って味付けし、ため息をつきながら
胃に押し込んでいました。

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そして、明治通りを北へ向かい、逆上。マニュアル練も続けています。

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本日いちばんの自転車発見。さすが日本のおしゃれ自転車中枢、原宿。

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記念写真をもう一枚。

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このカオスっぷりが、今の自転車具合の、リアル。
伝統とか秩序とか、そういうのくそくらえです。


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まだ終わらない。だってここは明治通り。
日本一有名な自転車ショップとなった、FIGバイクにピットイン。

バイトでお世話になっている、七田さんと、
カギ談義をひとしきり。

この感じ、どこかでみたことあるなーと思ったら、


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去年の、アムステルダム現場検証で見た、この光景でした。
今年の、アムステルダム・夢紀行は、まだ書いてない。早く書かなきゃ。

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オランダでは、カギ(錠前)は、だいたいこのタイプ。
ゴツくてシンプルで、すごいやつ。


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「やっぱ、これからは、このプレートタイプですよねー」と
二人で勝手に、来年のカギ流行を断言する。

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ほら、これだよこれ。これは重量が軽くなっているタイプ。
そろそろ発売かね。頼んだよ、ダイアテック・テラモト。
日本の自転車盗難を、減らして行くために。

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こやって持ち歩けば、ジャマにならないし、
重量あっても、気にならなそう。


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その後、新宿・歌舞伎町のど真ん中で、
禁断の、人ごみスラローム。

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おっさんたちに、やたらとナンパされていた女の子。
さすが歌舞伎町。

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新宿の怪しいエリアを抜けると、そこには
さらに怪しい新大久保のインターナショナル・エリアがあります。
その先にあるのは、都心のダウンヒルトレール、戸山公園。

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落葉のジュータンの上で、ぞんぶんにドリフト・スキッド練習をして
解散。今日はお疲れさまでした。

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