その『秋さが』で、
フルクラムのホイールに乗った。
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フロント15mm、リア20mm(9mmクイック締め)
フロント24、リア24 ステンレススポーク
もとをたどれば、旧友にひょんなことで電話したときに、
「ホイール乗ってみない?」
「いいけど、オレもう9mmクイックのホイールとか乗んないよ」
「もちろん15mmだよ」
「じゃあしかたないね、言っちゃった以上。で、なんのホイールだっけ?」
「フルクラム」
「ふーん、ロードじゃなかったっけ?」
「マウンテンのもあるんだよね」
「そうか、じゃあよろしくね」
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つうことで、このダウンヒルマシン純正のホイールを外し、
タイヤとチューブと空気圧を同じコンディションにして、
履き替えてみた。タイヤは<タイオーガ・ホワイトタイガー>だ。
例の、天才ニコラ・ブイヨズが開発に携わったという。
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さて、こいつだ。まず、軽い。とにかく軽い。
上の写真の純正ホイール(前後15000円/MTBショップオオタケ調べ)
が重かったというのを改めて思い知ったのだけれども、
とにかくよく転がる。

硬い、という言い方もできるのかもしれないけど、
自転車そのものの乗り味も、すっかり変わる。
この自転車の場合、『よく転がる』自転車になった。
ちょっとそのへんを漕いだ時でも、
上りを登ってみた時でも、
コーナーの出口で、グイんとリアサスを使って
プッシュしてみたときでも。なんか、スピードが落ちない。
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タイヤの性能が、よりわかりやすくなったというのが、
第3印象ぐらい。頼れるタイヤは、より頼れ、
そうでもないタイヤは、それなりに。
あれだけ重かった、ニコ開発のホワイトタイガーが、
いきなり軽い走り心地になったのがビックリした。
でもって、やっぱりコーナーでは、しっかりグリップするってのが
よくわかった。
写真のロングライド用タイヤと比べてみたら、
やっぱり、転がりは軽いんだけど、グッてグリップ欲しい局面で
ズルってイク。なるほどね。タイヤの違いがよくわかる。
ちょうどそんなことを、クロマグのジンくんに話してみたら、
「そうなんですよね。カナダの連中も言ってたんですけど、
たとえば、カーボンリムのホイールに乗ると、
タイヤの性格が、よりよくわかるんですよね」
だそうな。
タイヤインプレ、みたいなことをするならば、
やっぱ『いいホイール』(前後で7万なんぼ)の方が、
わかりやすくみたいだね。
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ホイール自体の回転もいいらしい。
なんかあんまりよく知らなかったんだけど、
<フルクラム>ってのは、<カンパニョーロ>の関連ブランドらしくて
回転が、カンパ・レベルらしい。カンパ・レベルってのは、
90年代初頭に見たときは、チューブのバルブの重さで(しかも仏式)
振り子みたいに、ぐるん、ぐるん、って、何分もいったりきたり
するぐらいの。あれを初めて見た時は衝撃だった。ロードのホイールだけどね。
そしてもうひとつ。
リムの表面処理の話だ。
とても滑りやすい、なんだろう、テフロン加工のような
滑りやすさなのだ。ブレーキングを、リムではなく
ディスクでする! って決めちゃってるから出来る加工なんだと思うが、
このために、キツめのタイヤでも、するっと入る。
それこそ、ロングライド用のしなやかなビードのやつから、
ダウンヒル用の、剛性のあるサイドのやつまで。
よく考えてあるよなあ、って思った一面だ。
フロントの 15mmクイックについて。
翻訳を待て!
リアの 20mmアクセルについて。
フルクラムの日本語のウェブサイトだが、
乗った感じの具合が、わりと
書いてあるそのまんまだったのがおもしろい。
フルクラムのホイールに乗った。
FULCRUM RED ZONE XLR
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フロント15mm、リア20mm(9mmクイック締め)
フロント24、リア24 ステンレススポーク
もとをたどれば、旧友にひょんなことで電話したときに、
「ホイール乗ってみない?」
「いいけど、オレもう9mmクイックのホイールとか乗んないよ」
「もちろん15mmだよ」
「じゃあしかたないね、言っちゃった以上。で、なんのホイールだっけ?」
「フルクラム」
「ふーん、ロードじゃなかったっけ?」
「マウンテンのもあるんだよね」
「そうか、じゃあよろしくね」
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つうことで、このダウンヒルマシン純正のホイールを外し、
タイヤとチューブと空気圧を同じコンディションにして、
履き替えてみた。タイヤは<タイオーガ・ホワイトタイガー>だ。
例の、天才ニコラ・ブイヨズが開発に携わったという。
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さて、こいつだ。まず、軽い。とにかく軽い。
上の写真の純正ホイール(前後15000円/MTBショップオオタケ調べ)
が重かったというのを改めて思い知ったのだけれども、
とにかくよく転がる。
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硬い、という言い方もできるのかもしれないけど、
自転車そのものの乗り味も、すっかり変わる。
この自転車の場合、『よく転がる』自転車になった。
ちょっとそのへんを漕いだ時でも、
上りを登ってみた時でも、
コーナーの出口で、グイんとリアサスを使って
プッシュしてみたときでも。なんか、スピードが落ちない。
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タイヤの性能が、よりわかりやすくなったというのが、
第3印象ぐらい。頼れるタイヤは、より頼れ、
そうでもないタイヤは、それなりに。
あれだけ重かった、ニコ開発のホワイトタイガーが、
いきなり軽い走り心地になったのがビックリした。
でもって、やっぱりコーナーでは、しっかりグリップするってのが
よくわかった。
写真のロングライド用タイヤと比べてみたら、
やっぱり、転がりは軽いんだけど、グッてグリップ欲しい局面で
ズルってイク。なるほどね。タイヤの違いがよくわかる。
ちょうどそんなことを、クロマグのジンくんに話してみたら、
「そうなんですよね。カナダの連中も言ってたんですけど、
たとえば、カーボンリムのホイールに乗ると、
タイヤの性格が、よりよくわかるんですよね」
だそうな。
タイヤインプレ、みたいなことをするならば、
やっぱ『いいホイール』(前後で7万なんぼ)の方が、
わかりやすくみたいだね。
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ホイール自体の回転もいいらしい。
なんかあんまりよく知らなかったんだけど、
<フルクラム>ってのは、<カンパニョーロ>の関連ブランドらしくて
回転が、カンパ・レベルらしい。カンパ・レベルってのは、
90年代初頭に見たときは、チューブのバルブの重さで(しかも仏式)
振り子みたいに、ぐるん、ぐるん、って、何分もいったりきたり
するぐらいの。あれを初めて見た時は衝撃だった。ロードのホイールだけどね。
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そしてもうひとつ。
リムの表面処理の話だ。
とても滑りやすい、なんだろう、テフロン加工のような
滑りやすさなのだ。ブレーキングを、リムではなく
ディスクでする! って決めちゃってるから出来る加工なんだと思うが、
このために、キツめのタイヤでも、するっと入る。
それこそ、ロングライド用のしなやかなビードのやつから、
ダウンヒル用の、剛性のあるサイドのやつまで。
よく考えてあるよなあ、って思った一面だ。
フロントの 15mmクイックについて。
翻訳を待て!
リアの 20mmアクセルについて。
フルクラムの日本語のウェブサイトだが、
乗った感じの具合が、わりと
書いてあるそのまんまだったのがおもしろい。