静岡は横に長い。
「ああ車でも長いよな」と口を揃えていわれる静岡を横断するため、自転車で走った。東海道中輪栗毛プロジェクト第二弾、怒濤の静岡横断編が始まった。
今回は、箱根の先にある三島まで新幹線で輪行し、静岡を端から攻めるというものだ。繰り返すが長かった。
静岡は、ただ長いだけでなく、日本一裕福な県でもあるそうだ。漁業、農業、工業すべてが優良、喰いっパグれも少ないからこそ、ポテトチップとか、まず静岡で売ってみて反応を見る、なんていう都市伝説(本物?)まであるんだろう。そんな県である。人も神奈川より優しかった。
結果から言えば天竜川、東京~京都の中間地点までたどり着いた。まだまだ浜松。静岡は想像以上に長かった。21世紀的な数え方だと、250km地点は、天竜川の橋の上にあった。だからどうだと言われればそれまでだが、その地点の景色は、なんだかどこをどう見ても美しかった。
唯一の自分撮り。