スキップしてメイン コンテンツに移動

サイクルモード2008 パンダソニック式レポート



 バラしてしまうと、パンダソニックは、リンプロジェクトのプロジェクト員である。自転車メーカーXXxXジャパンのKくんはこれを聞いて「つまり工作員ですね」とその役割をズバリ言い当てたが、その実そうじゃない。パンダソニックが行うのは『工作』では決してなく、『サイクルスポーツ』誌・前編集長氏の言葉を借りれば、それはさすがに言い過ぎだが『伝導』である。

 そのため、21世紀のサイクルショーである『サイクルモード』では、リンプロジェクトの客寄せパンダとしての役割を担った。新作商品とか納期とか聞かれてもよくわかんない頼りないパンダだったが、しかしこれらが旅にどう調子いいかというのだけは、実体験をもとに、みなさまにお伝えしたつもりである。客寄せ時の写真はない。仮にあってもみなさんの心の中だけにしまっておいてほしい。


問:リンプロジェクト

 客寄せパンダを勘弁してもらい、普通のパンダソニックに戻ったパンダソニックは残された最終日の1時間を使い、ブースを巡る。そこで発見した、パンダソニック視点のサイクルモード2008レポートをお伝えしよう。


色がかわいかった、Fredrik Packersのバッグ。


タイヤにも模様。問:聞くの忘れた。


木のグリップ。盲点でした。問:ダイアコンペ



サドルバッグに入る空気入れ。10気圧ぐらいだったらわりと汗をかかずに入るそう。緊急用として、サドルバッグにお一ついかが? 問:ダイアコンペ


Chub(チャブ)という名前のハブ(Hub)。『Chub』とは、『太め』という意味の言葉だが。


太めと呼ぶにはあんまりの太さである。しかしハブの回り自体は非常に良くてこれまたびっくり。問:(たしか)東京サンエス。間違ってたらごめんなさい。


ワゴンBMX。ワゴンバイクは、ターザンにも書いたが交通社会の未来を作る役者の一人だ。しかもBMXステーションワゴンである。トレール巡りといった、飛びに行く旅に具合よし。<Xtracycle>(エキストラサイクル)のワゴンアタッチメント。問:モトクロスインターナショナル

<Xtracycle>の逸品もう1つ。

《B3 Blender》。朝、家を出るときにフレッシュフルーツをミキサーにぶちこんでおくと、リアタイヤに付くダイナモが回り、ミキサー内のブレードをぶん回して、仕事場に着く頃には、フレッシュ・フルーツジュースの出来上がり。不摂生な生活を余儀なくされている(という噂の)ツーキニスト疋田さんにぜひともお勧めしたい。もうパパなんだし、そろそろ健康にも気を使ってもらわないと。


<シマノ>のフラットベダル用シューズ。なにせビブラムソール、なのにグレーカモ。アッパーの色は、ピンプ御用達の白である。どんなに土ぼこりにまみれても、シューズだけはピッカピカの男でありたいボクのために。問:シマノ


美しいフロアポンプ《Lezyne》。ついに自転車工具にまで美しさが問われる時代となった。どんな時代だ。問:ダイアテック


カーボンフレームがいいのは、チューブが大きく広がることで、絵がいっぱい描けるからである。今中大介氏率いるインターマックスのオリジナルマシンは、そのカーボンフレーム最大の利点を最大限に活用する。ダウンチューブのMAXの流れ方ヤバい! しかし裏に回ると、Interの方が上にきちゃうので、意外と普通なのがこれまた面白い。名前もすごいぞ、《インターマックス・コルサイタリア エボリューション》! デザイン担当はパンダーニの中の人。 問:インターマックス


日本の誇るビルダーの一人、<ドバッツ>製、マニア的に見れば見るほど感心する作りの700cツーリングバイク。身長155センチぐらいの女性が、それでも700cで走りたいのだ、という思いを具現化したわがまま&賢い旅バイク。コンポはフル・カンパニョーロ! しかしブレーキだけは、昔の《サンツアー・シュパーブ》を使わざるを得なかったのである。その理由とは、問:PRインターナショナル


カワシマサイクルサプライ社員ズ、憩いの場。


なぜか化粧禁止のテーブル。


前述XXxXジャパン、Kくんの履いてたVans。


宮地さん、お疲れさん。

このブログの人気の投稿

和訳『ステムの長さは、どのように自転車のステアリングとハンドリングに影響するのだろう?』

『ステムの長さは、どのように自転車のステアリングとハンドリングに影響するのだろう?』 という記事があった。これだ。 "How does stem length affect a bike’s steering and handling?" by Matt Wikstrom http://cyclingtips.com/2015/03/how-does-stem-length-affect-a-bikes-steering-and-handling/ 2015年3月30日に公開されたこの記事には、以下のようなことが書かれていました。ご参考までに。

東京近郊/マウンテンバイクが走れる場所は?

先日、山で遊んでいる最中に、こんなメイルが、来た。 同志マウンテンバイカーからの、切実な、訴えである。 同じような悩みを持つ方々にも参考になるかと思い、 転載する。 --------------------- On 2011/04/10, at 10:48, XXXXXX wrote: 中村様 はじめまして、私4月から社会人となり 東京に越してまいりましたXXXXXと申します。 今回メールさせて頂いたのは、  ご一緒にライディングさせて頂きたいからです。 当方、越してきたばかりで東京近郊のトレイルや ライディングスポット等が全くわかりません。 ショップさんにもまだ出入りしていないためツテがありません。 Twitterなどで中村様が色々な場所で乗っておられるのを知り、 ぜひご一緒させて頂きたいと思っていました。 もし4/23以降の週末に乗る予定がありましたら、 またご迷惑でなければご一緒させて頂けませんか? バイクはFOSEのプレデターで下りよりのセッティングです。 登りは正直あまり得意ではありません…。 自動車はありませんが、輪行バッグは持っています。 ご検討よろしくお願い致します。 -------------------------------- ということで、以下のメイルを返した。 ---------------------------------- こんにちわ。中村です。メイルありがとうございます。 まずは、東京にいらっしゃいませ。 東京は、マウンテンバイクに乗れる場所が、 なかなかに少ない地方ではあります。 ただその分、走れる場所は、ライダーのマナー/コースの出来なども含め、 なかなかに上質なものではないかと、自負しております。 これから、XXXXXさんが、少しずつ、 ご自分の走れるルートを開拓してゆくためには、まず 走れる場所に行き、 コースを紹介してもらえる方々と交流を深め、広げ、 走れるコースの情報や、その機会を 増やしていくのが一番なのではと考えています。 まずは、私が先日、製作に携わった、 自転車専門誌『サイクルスポーツ』2011年3月号に ついていた付録の冊子、『2011年 MTBコースガイド』を ご...

カナダ製デュレックスの高いやつ

 2つを続けてひいたに違いない、1週間に渡ったこのカゼも終焉を迎えたようで、ついに筋トレを復活できるぐらい復活しました。  病気で弱気になり色々考えてましたが、わかったなかでも一番いいなと思ったのは「カゼの治りかけは、とにかくおとなしくしないと損する」。  このへんは免疫がうんぬん、て話でしゃべりたい事いっぱいありますが、それは今度会ったときにでもゆっくりするとして、ここでは、それでも辛抱たまらず出かけてしまった徒歩五分にあるスーパーマーケットで買ったコンドームの話。  どこにでもある郊外のスーパーなので、コンドームは5種類のみでしたが、これらがこっちの標準と呼べるはず。コンドームを買うのも恥ずかしくないぐらい大人なので、一番良さそうなやつと一番高いやつをオトナ買いすることにしました。 『信頼の75年』(パッケージ裏コピーより)のカナダ製<デュレックス>2点。左上の『100%満足保証』マークも頼もしい。  右のオレンジ色が高いやつ、3つ入りで$3.99。『インテンス・センセーション』イボイボ付き。ムラサキのが3つ入り$2.99の『センシ・シン』スーパー薄いそうです。共に素材はラテックス。ちなみに他の3種はチープな$1.99モデル、4つ入り$3.99、アメリカ製<トロージャン>でした。  それなりに顔見知りになった店員のお兄ちゃんが、レジを通しながら、二度もボクの顔を見ました。二つ買ったからでしょうか。それとも一番かっこいいやつらだけを二つ買ったからでしょうか。様々な人種のいる国だけに、サイズは各種あるかと思いましたが、100%満足保証のワンサイズのみ。 (現金為替末端価格 1カナダドル=約125円!!?)