自転車浮浪者としてフロウしていると、楽しい自転車に巡り会うことがある。いわゆる自転車ナンパだ。
先日、カナダ・ビューティフル・ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー郊外都市のサレー市でぼんやりしていたときに見つけたマシン。グッと来た。
こいつだ。ホイール系24インチのマウンテンバイク。その昔、日本のレジェンドマウンテンバイクライダー大竹雅一さんが24インチマウンテンバイクを作り、うるさ方のBMXライダーにも好評だったのだが、こいつはあるいは、それ以前に作られたものか。まさに早すぎた逸品。己を見ているようで涙が流れる。
ブランド名は『バガボンド』。早い。そして、シブい。ちなみに『バガボンド』という言葉の意味は。。。。である。今となっては(法的に)恐れ多くてブランド名にできない言葉だ。決してボクのことではない。
しかもモデル名は『マウンテンクロス』! 早い、早すぎる。その昔、ボクも似たような名前の早すぎたマウンテンバイク・クロスのイベントをプロデュースしたことがあるが、昔話だ。笑い話ですらない。思い出したくないので、覚えている年増の方は、早く忘れて欲しい。
さらに早くすばらしいことに変速系は、これからの未来であるフロントシングルギア+アウターにはチェーンガード、そしてリアは6段変速。その後、マーケティングという名目の元、変速ギア数は増えていったのだが、これぐらいが、チェーン落ちを減らし、トラブルを避け、そして山走りを存分に楽しむために必要最低限な変速の形。マウンテンバイクのギアなんて、これでいいのだ。これが、いいのだ。まわりのホントに山を走っている連中に聞いてごらん?
こういう形のハンドルを、『ブルムース・バー』と呼んだ。これは今時のステム+ハンドル方式のほうが、軽くて楽しいかもしれない。
これは『サムシフター』。サム(親指)でシフト(変速)するから、サムシフター。マウンテンバイクの変速レバーは、どうあがいてもいつだってシマノの最新のやつが最高(ブレーキレバーでの変速のみだったSTIシフター暗黒期は除く)なので、そいつは最新テクノロジーの恩恵にあずかりたいものだ。
しかし、このマシンが早すぎた最大の理由は、
カーボン素材を使っていたからである。
いまでこそカーボンの春が来ているものの、当時はハイクオリティ・カーボン・チュービングの価値なんて、誰にもわからなかった。ボクなんて、今だにわからない。
先日、カナダ・ビューティフル・ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー郊外都市のサレー市でぼんやりしていたときに見つけたマシン。グッと来た。
こいつだ。ホイール系24インチのマウンテンバイク。その昔、日本のレジェンドマウンテンバイクライダー大竹雅一さんが24インチマウンテンバイクを作り、うるさ方のBMXライダーにも好評だったのだが、こいつはあるいは、それ以前に作られたものか。まさに早すぎた逸品。己を見ているようで涙が流れる。
ブランド名は『バガボンド』。早い。そして、シブい。ちなみに『バガボンド』という言葉の意味は。。。。である。今となっては(法的に)恐れ多くてブランド名にできない言葉だ。決してボクのことではない。
しかもモデル名は『マウンテンクロス』! 早い、早すぎる。その昔、ボクも似たような名前の早すぎたマウンテンバイク・クロスのイベントをプロデュースしたことがあるが、昔話だ。笑い話ですらない。思い出したくないので、覚えている年増の方は、早く忘れて欲しい。
さらに早くすばらしいことに変速系は、これからの未来であるフロントシングルギア+アウターにはチェーンガード、そしてリアは6段変速。その後、マーケティングという名目の元、変速ギア数は増えていったのだが、これぐらいが、チェーン落ちを減らし、トラブルを避け、そして山走りを存分に楽しむために必要最低限な変速の形。マウンテンバイクのギアなんて、これでいいのだ。これが、いいのだ。まわりのホントに山を走っている連中に聞いてごらん?
こういう形のハンドルを、『ブルムース・バー』と呼んだ。これは今時のステム+ハンドル方式のほうが、軽くて楽しいかもしれない。
これは『サムシフター』。サム(親指)でシフト(変速)するから、サムシフター。マウンテンバイクの変速レバーは、どうあがいてもいつだってシマノの最新のやつが最高(ブレーキレバーでの変速のみだったSTIシフター暗黒期は除く)なので、そいつは最新テクノロジーの恩恵にあずかりたいものだ。
しかし、このマシンが早すぎた最大の理由は、
カーボン素材を使っていたからである。
いまでこそカーボンの春が来ているものの、当時はハイクオリティ・カーボン・チュービングの価値なんて、誰にもわからなかった。ボクなんて、今だにわからない。