スキップしてメイン コンテンツに移動

ウィスラーに持ってきたいもの/ウェア

●着るもの2 ーー寒暖極端

 簡単に言うと、ウィスラーの7月は暑いが、8月後半はいきなり寒い。一日の中でも寒暖は極端だ。Tシャツすらジャマなぐらい暑い時間帯が終わると、突如ダウンジャケットが必要なぐらい寒くなる。

 日本の夏は、夜が冷えるなんて想像だに付かないが、夜に、例えば雨が降ったりなんかしたら、もう凍死してしまうのではないかと思えるぐらい凍える。決して、上着を持たずに夕方から夜にかけて行動してはいけない。必ず防寒具、それも軽く冬仕様のウェアを持っておいても損はしない。氷河期を乗り切った遺伝子を持つ白人の方々は、我々アジア人よりも寒さに対してなんだか強い。彼らの格好を信じてはいけない。ただ、おせっかいな人には必ず「暑くないの?」と聞かれるから、「東洋人(オリエンタル)は白人(コケージャン)より、寒がりな遺伝子(DNA)を持つんだ」と答えておけば、後は放っておいてくれるはず。

 またウィスラーの夏は、結構雨が降るようである。2008年の7月〜8月前半はストレートに晴れまくり、防寒着を持って来てジャマだったかな、と少々後悔するほど暑かったが、昨年の夏は、わりと降ってくれたようである。前述もしたが、雨が降るといきなり気温は下がる。雨の日の夕方から夜にかけては、気温摂氏10度以下になることも珍しくない。雨の日のルーニーライドのアプレ(英語でアフターって言えばいいのに、なぜかフランス語でApresて言う)パーティは激寒い。しかもビールばかり飲むのでさらに冷える。フリースや厚手のアウターは、どこかに用意しておきたいものだ。パンダソニックは、ウールのアーガイル・セーターをどこにでも持っていっていた。

 必ず持っておきたいのは雨具である。こっちで良さそうなやつを見かけたので、そいつお伝えする。BC州バンクーバーを本拠地とするウェアブランド、<ソンブリオ>の《ロームパンツ》が調子良さそうだった。ジーンズのようなルックスとシルエットと、そして防水性をもつパンツである。我々のように、乗るときの格好は基本的にジーンズで、雨の日も乗る人が欲しくならないわけがない機能が満載だ。そのうち手に入れて、実際の履き心地を試してみたい。ソンブリオのアパレル、全般のページはこちらだ。商品個別のURLがないというのは、昨今のデザイン系ウェブにありがちな構成だが、ボクはあまり好きではない。

 パンツはコイツでたぶん決まりだが、上半身の雨具は何でもいい。<パタゴニア>でも<アークテリクス>でも、好きなブランドの好きな色のものを着ればいい。パンダソニックは、適当なものを適当に重ね着する程度である。あんま走りに関係ないっしょ。こだわる人はこだわるがいいさ。

このブログの人気の投稿

和訳『ステムの長さは、どのように自転車のステアリングとハンドリングに影響するのだろう?』

『ステムの長さは、どのように自転車のステアリングとハンドリングに影響するのだろう?』 という記事があった。これだ。 "How does stem length affect a bike’s steering and handling?" by Matt Wikstrom http://cyclingtips.com/2015/03/how-does-stem-length-affect-a-bikes-steering-and-handling/ 2015年3月30日に公開されたこの記事には、以下のようなことが書かれていました。ご参考までに。

すべての庭にパンプトラックを (翻訳)

  (この文章は、米国の雑誌『マウンテンバイク アクション』2010年8月号の記事を、原文にほぼ忠実に、日本語に訳したものである。「すべての庭に、パンプトラックを」その想いを、英語が読めず日本語が読める方々にも伝えたく、広めたく、翻訳を行い、公開している) 『すべての庭にパンプトラックを 』 ●土の山は、プールよりすばらしくなるのか? 間違ったスタートと、グズグズと何年も無駄な時間を過ごした後、MBAのパンプトラックは、ついに完成した。世界チャンピオンの専門技術と寛大さ、2400ドルの現金、18 X 18 mのバックヤード、そして合計40時間の手作業により、土の山は、乗りやすく永続的なパンプトラックとして生まれ変わった。このMBAパンプトラック誕生秘話は、あなたにもパンプトラックが必要かを判断するためと(もちろん必要だ)、それを作るために必要になることだろう。 【基本】----------------  パンプトラックとは、ペダルをこぐことなく周回できるダートトラックのことだ。ライダーは、ローラー(こぶ)とバーム(丸く角度の付いたコーナーの壁)を使って、「パンプ」してペダルをこがずに加速することができる。  このコブを乗り越えるときに、自転車を引き、そして押すことで、スピードを得る。コブにさしかかったときにハンドルを引き、コブを越えるときに、ペダルを押す。ダンスのようなものだ。全ては腰の動き次第である。  バームには、低い姿勢で進入する。そして遠心力が体をバームに向かって押し付けようとするときに、その力を脚で押し返し、加速するという物理学である。強い力(と適切なタイミング)で押すことにより、さらに加速することができる。コーナーの出口ではその加速をさらに増すため、できるかぎり強く押すことになるわけだ。 【物語】----------------  マルゾッキがカリフォルニア・バレンシアに作った秘密のパンプトラックで乗り、そしてオハイオ・クリーブランドにある《レイズ・インドア・マウンテンバイク パーク》で時間を過ごした後、我々はパンプトラックに完全にハマった。我々はリー・マコーマックが書いた『ウェルカム・トゥ・パンプトラック』の本をつかみ、簡単な三角形のトラックの設計図を地面に描いた。土を運び入れることなく、土を掘り起こしてコブを

『相模湖プレジャーフォレスト MTBコース』へ輪行しなくてはいけなくなったあなたへ。

仮に、あなたが。 最近、関東近郊のマウンテンバイクコースなのに、ものすごく上品で気分の良いフロウをメイクしている、『相模湖プレジャーフォレスト』のMTBコースへ、お気に入りの一台と一緒に輪行していかなくてはならなくなったとする。 そんなとき、タイムラインはどうなるのか、あなたは何時に家を出ると、ここに何時にいられるのか。この間の日曜日に実際試してみた、時間的なフロウをお伝えしよう。