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自転車専門誌を読んだ!

自転車専門誌を読んだ!

 マウンテンバイカーの基本中の基本とも言える『マウンテンバイク・アクション』通称MBA! もう今どきの人は読まないんだろうな。我々のような、オールドスクールのマウンテンバイカーは、日本でのマウンテンバイク情報があまりに少なかったため、こいつを穴があくほど見つめたものである。


 いやあ、面白かった。本気な情報誌も読んでみるものなのだなと。2008年10月号。内容を抜粋。


これからのマウンテンバイカーの基本装備となるだろう、ハマーシュミットの取り付け方法、分解&解説、そしてFAQ的な質疑応答。フロント変速機がなくなるってのは、ホントすごいことなのですよ。まさにエポックメイキング。電動変速みたいなギミックとは次元が違うのよ。出来はともかく(おタクな奴らは黙ってろ)、具現化してくれたという事実に感謝感謝に加えて感謝である。おっと、つい熱くなった。


THEのヘルメット、グラフィックがかっこいい。アニメ的、イラスト的。脱スピードグラフィック的。新世代的。


変態フレームでおなじみ、《デルタ7》の<アランティクス>の、なんとインプレ記事! 念のため申し上げると、『アイソトラス』なる工法で、ケブラー+カーボン繊維(?)を編み編みにした、編み編みフレーム! フレーム単体価格7000ドル! 意外に硬めで操作しやすい乗り心地、とのこと。写真の完成車重量は22.5ポンド(10.2kg)と、こんな見た目で意外に普通。http://delta7sports.com/


スコットが、ついにトレール用リアサスをアメリカで販売! だって。もちろん例の特許に引っかかるため、ついに別方式を考えだした末の販売。はやく来い来い特許の切れる(噂によると)2012年。まあアメリカで売らなければいいという話でもあるが。


すっかり忘れてたよ《スリングショット》! こいつは、こんな見た目ですが、きちんと定評のある、きちんとしたマウンテンバイクです。いまでもちょっと欲しい。こいつは今どき29erですが、ロードモデルもあるそうな。ロードブームが終わってしまう前の、今こそ乗り時かも。


《チャンバ》(元《チャンバワンバ》)のクロスカントリー用モデルかあ。なんかしみじみするなあ。乗り味もいいんだろうなあ。チャンバこと元《チャンバワンバ》はずっと、グラビティ系ブランドとして世間を席巻してたのです。なんで名前変わったんだろ。


やったぜ《トピーク》! いつも面白いこと考えるねここは。なんとラチェット付きの携帯工具。もう気がつくと、身の回りのほとんどがトピークグッズだらけになってきてるほど、ここんちはかしこいグッズを作るよね。

 今はネットを見れば、最新で的確なマウンテンバイク情報はすぐに手に入るけど、たまにはみんな、自転車専門誌も読みなよ。

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『ステムの長さは、どのように自転車のステアリングとハンドリングに影響するのだろう?』 という記事があった。これだ。 "How does stem length affect a bike’s steering and handling?" by Matt Wikstrom http://cyclingtips.com/2015/03/how-does-stem-length-affect-a-bikes-steering-and-handling/ 2015年3月30日に公開されたこの記事には、以下のようなことが書かれていました。ご参考までに。

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