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8月, 2008の投稿を表示しています

ウィスラーに持ってきたいもの/タイヤ

●タイヤ ーーサイズ2.3以上の太いのを。  太いほどいい。タイヤが太ければ、トラクションを目一杯稼げる。パークではもちろんダウンヒル系タイヤが目白押しで、《 マキシス・ミニオンDH F 》を前後ともに履くのが、今んところの流行りのようだ。《 ケンダ・ネヴェガル 》もよく見る。  一方、トレールでも、そんなタイヤで走る連中をよく見る。もちろんトレール専門のオールマウンテン系フレームに乗る人々にはダウンヒルタイヤは見かけないが、それでも重いことさえ忘れてしまえば、上りでもよりトルクのかかる良いタイヤとして扱うことができる。  とにかくウィスラーのトレールは、ぼこぼこなのだ。いたる所に根っこと岩。そんな路面を走っていると、頭に流れるのは『ルーツ、ロック、レゲエ』(ボブ・マーレー)である。そういうわけで、単にスタミナがあるだけでは、まともに登れない。そこでタイヤの直接的なトルクに頼るわけだ。だから太いの。ブロックも、大味なボコボコしたやつがいい。今回はなんとなく2.2ぐらいのものが付いていたが、次回は2.5近くのタイヤにしてみたい。《 タイオガ・ブルードラゴン 2.5 》にしてみたい。太くて軽くて良さそうだ。  しかし、小猿によるとサイドウォールが堅めでないと、コシが少なく頼りなく感じる、という。確かに、あれだけガレた上りならタイヤ自体のコシがあったほうが、最終的なトラクションの粘りが必要となる。いわゆるコシ砕けを起こし、タイヤがずるり滑って自転車を降りなくて済むためにも、硬めのサイドウォールが必要なのだろう。履き比べてないのでわからないが。が、その分重くなりもするので、総重量を考えると、太めの軽めでもいいのかとも思えている。

ウィスラーに持ってきたいもの/ハンドルバー

●ハンドルバー ーー700mm程度でもOK。 ●ステム ーー50mm程度までにしておきたい。  先にハンドルバーは、幅広(680mm程度)がいいと述べているが、じつはさらに広くても問題なさそうだ。ローカルの付けるハンドルをみると、700mm以上なんて当たり前だ。例えば地元<クロマグ>の作るハンドル《フーバーズ》は、28インチ、711mmの長さである。  これまで、マウンテンバイクのハンドル幅は、肩幅よりも少し広いぐらい、と教えられてき続けたが、今どきはそうとう広くてもいいぐらいになってきた。10年前と今とでは、乗るところも乗り方も変わっているのだ。  しかしこれだけ幅広だと、必然的にステム長も短く近くなり、トレールライドではすこし難航する。上りでハンドルを引いてトルクを掛けようとすると、特に急な登りでステアリングがふらつくのである。  その解決策として、当初『2種類のステム+ハンドルを用意せよ』と書いたが、間違いだった。本当は『トレール上りのハンドルの引きは、下腹部に向かってきっちり引く、or、あまり気にしない』である。  ハンドルが狭くステムが長いほど、上りでのハンドルの引きの方向は、下腹部シートポストのちょうど真上あたりに向かって、ふらつくことなく引かれていく。しかし人間、鍛錬すれば広いハンドル短いステムでも、きちんと下腹部に引き寄せ、登ることができる。手強く楽しいのは下りである。このあたりは、日本で練習しておいても損はないはずだ。各種 ライディング本 が、その手助けとなるだろう。

ウィスラーに持ってきたいもの●マウンテンバイク編

 そろそろレポートも終盤戦に入り、書き残しておかないと忘れちゃう時期がきた。ちょうどいいことに、都会(バンクーバー)から帰ってきてからというもの、ウィスラーは数日雨続き。ほんの10日前の暑い暑いあの日は一体どこへ行ったんだろうというぐらい。日に日に陽も短くなり、夕方の光の具合も日々変わり、ついに秋の訪れなのかという微妙なシーズンである。  これから時間を見て、ウィスラーに持ってきてよかった、持ってくればよかったというものを、少しばかりまとめてみよう。ウィスラー中期滞在を、お手軽に、そして快適に過ごすために必要なものズだ。あとは個人の好みで足したり引いたり。 ●ミッドバイク サスペンションが前後6インチ程度のミッドバイクがあれば、なかなかに楽しめる。  バイクパークでは、山頂ガルバンゾ(がんばるぞ)駅からの、ジャンプオンリーなダウンヒルコースライン、《フライトトレイン》to《ダートマーチャント》to《A-line》をストレスなく走ることができた。最高リップto リップで6mほどのジャンプを飛び、日本では降りたこともない高さのドロップの降りることができた。1本の周回は、約30〜40分。標高差は800mほど。日によってはベースと山頂との気温がずいぶん違うこともある。  一方、トレールの上りでは、フロントサスを100mm程度まで縮められるシステムが付いていると便利だ。これを縮めておくのとそうでないのとでは、そうとう上りのポテンシャルが変わる。軽く、サスのストロークの長いWサスミッドバイクは、上りめではタイヤが滑りにくく、下りめではスピードが出るほどに楽しい。根っこをジャンプにしたり、壁を高めに走ることもできる。  パークにはビッグバイクを、そしてトレールにはよくできた5インチ120mmストローク程度の軽量リアサス、あるいはフロントサス6インチ程度のハードテイルという2台体制が理想だが、そうでなく1台ですべてを、という旅人精神に乗っ取るなら、登れる下りマシン1台という選択はむしろ正解かもしれない。  ビッグバイクに対する補足だが、先にも述べたように、バイクパークを全てミッドバイクで走っても、なんら問題はない。非常によくできたパークである。200mm以上あるビッグなサスなら、ある程度走れる人であれば、コース任せのライディングで問題ない。ただ、スピードがあがることに対するセイフテ

強ハ弾力食の感拉麵

ここ数日間、若々しいエキスあふれるウィスラーを抜け出し、 ワニの肉や うーめんやラどんなどを探しに、都会(バンクーバー)に出ています。多分『今日は弾力な食感のラーメンね』みたいなキャッチコピーのつもりだと思う。赤ペン先生発揮。となりの細切り鳥冬はよくわからん。 都会じゃ、食卓なんかもこんなにゴージャス。ジャマじゃないのかしら。

今一番欲しいリアサスフレーム

 十余年ぶりに、欲しいリアサス・マウンテンバイク・フレームに出会った。シアトル発のブランド、Corsair《コルセア》である。  創立してから1年半ほどの、これからのブランドだが、まず気を引くのはその成り立ちストーリー。この《コルセア》の創業者の名前は、ダグ・スチュアート。ダグは、2年ほど前まで、高級軽量自転車パーツブランドとして知られる《FSA》の社長であった。 「話すと長いから簡単に言うと、FSAを辞めたあとに《コルセア》を作ったというわけだ」とダグ。きちんとしたグラヴィティ・レーシング・ブランドを作りたかったそうだ。自分で起こしたブランドが大きくなり海外資本に買われ、そして辞めるというのは、マウンテンバイクの世界ではよく聞く話。数々の伝説が生まれ、再生し、あるいは消えていった。そのうちそんな話をまとめても面白いかもしれない。 『グラヴィティ・レーシング』とは、数あるマウンテンバイク競技の中でも、地球物理の特性である重力、ならびに慣性すなわちモメンタムをメインの動力として使うレースのこと。ダウンヒル、スラローム、スロープスタイルなどがそのトップ種目としてあげられるが、乗り手の意識としては、ダートジャンプ、トレールライド、BMXトラックなどもグラヴィティ・ライディングの範疇に入る。自転車マニア的に言うなら、ペダルを漕ぐコグを回す行為を最小限にするなるだけ漕がない乗り方、となる。  とにかくFSAを退陣したダグは、元ダウンヒル・レーサーのデザイナーと組み《コルセア》を始めた。全体的なスタイリングにはそれぞれ好みがあるだろうが、例えばこの白いスロープスタイル用《ケーニッヒ》のなかで一番惹かれたのは、リアサスペンションの機構である。  いくつかのピボットが、とても美しくまとまっている。しかも、表からはその複雑そうなリンクが一切見えないのが、いいのだ。  だが、いちど動くと、その動きに感服する。 まずは動画で確認 してほしい。別のモデルだが、基本の動きは一緒だ。リアサスが縮むと、リアホイールの軸が後ろ斜めに伸びるよう、つまりチェーンステー長を伸ばす方向に動く。ダグ曰く「4バーリンクは、リアホイールの軸が上下に動くだけだが、これはホイールベースを延ばす。つまりフロントサスが縮んでホイールベースが縮んだ分だけ、伸びる」  とかく自転車は乗らないとわからないので言及は避けるが、

クランクワークス雑観ダラ書き

 クランクワークスが終わるのを待っていたかのような、雨、雨。土ホコリにまみれた週末が懐かしい。  では、本筋にあまり関係ないクランクワークスの模様を、雑に。  メイン会場内には、アルコールは持ち込み禁止だ。カバンの中、ボトルの中、全部チェックされる。飲むならエナジードリンク、が21世紀の当たり前。か?  だが注目は、このチェックお姉ちゃんの刺繍、もといタトゥ。数年前の『RELAX』誌(現在残念ながら休刊中)に「そろそろ世界の漢字タトゥに、赤字を入れまくる時が来たか」と書いたことあった。あれはお気に入りの街、ドイツ・ベルリンで行われたテクノの祭典『ラブ・パレード』でのことだったが、あれから数年、本当にその旅にでるべき時が来たのか。そして、それは本当にオレの役目なのか???  このお姉ちゃんはまだいい。刻まれたレタリングも、決して間違ってはいない。しかしそこらを見渡せば、漢字の国の人としては一言述べたくなるような刺繍が散逸している。物書きのくせして誤字魔王のオレなので何も言えた立場ではないが(校正さんいつもすいません)、彼らは、それを自慢げに我々東洋人に見せびらかすように歩く。目を伏せずにはいられない。  ここからナイショ話だが、とある西洋のライダーが、とある日本人に『愛』という漢字を教えろ、とせびったことがある。その人が書いて渡したその字を、そのライダーは、そのままタトゥにしたそうだ。誰のせいなのか、それは結果として、少々正当ではない形で刻まれていた。口の悪いオレは、それを『歪んだ愛』『いびつな愛』などと裏で称していた。繰り返すが他言無用だ。  さて続く。お姉ちゃんと言えば、先日の自転車 洗ってくれるコカニー姉ちゃん も愛想良かったが、下のミルク飲料を配っていたお姉ちゃんは、カナダの第二公用語であるフランス語なまりだったので、フランス2割増のオレとしては、プレスパスを見せびらかして写真を撮り、通常お試しワンカップのところ、無理やり1ビン頂く。  写真ではわかりにくいが、お姉ちゃんの右パイオツ部に『What's your flavor?』(あなた好みのお味は?)と書かれており、いろんな妄想を抱きながら飲む。オレが納豆の次に愛するチョコレートのお味を頂いたので、ウマいとかマズいとかそういう問題ではなく、チョコレートであることだけで文句なし。閑話までに、アイスもチョ

ジャイアントがかわいい

 2004年、雑誌『ターザン』に掲載の、 早すぎたウィスラー特集 を作ったときに、とてもお手伝いしてもらって、例によって呑んだくれたボクの面倒を見てくれたのが、 高橋大喜くん 。2008 Crankworxクランクワークスのメインイベント、 Slopestyleスロープスタイルの動画 を残してくれています。  優勝したアンドリュー・ラコンデギーがメイクしたトリックだけでなく、その瞬間の会場の絶頂ボルテージも、きちんと収められています。いい動画です。本当に好きなものを見ている人の目線で物事を見れるのは、気持ちいいものです。ボクもトロンド・ハンセンの49秒時点のワンフット・インバートが一番もりあがった瞬間でした。  さて、2009年はジャイアントのカラーリングが個人的にかわいいです。凝ったグラフィックとか流行りのデザイン系、というわけではないのですが、配色の感じが派手でなく、クドくなく、なんともカワイイとしか言いにくいバランスのとれ具合。こんな感じ。 乗るのが楽しくなりそうな、正しい配色。 熟成した『マエストロ』は、ついにリンクの色で攻めてきた。盲点でした。 下り系、グローリーも。ちなみにこの辺の若いもんは、みんな80年代的蛍光配色のモノを着る。 最近はオレンジも好き。しかし、なにせ緑大好きで一部に有名なオレだ。こいつはやられた。 新型ハト胸ダウンヒルマシンの隣で洗車。いい自転車乗ってるねと言われてオマエモナーと答えた。 お姉ちゃんに見つめられながら、洗車終了。 ウィスラーに来るなら持っておきたいものその1。チェーンオイル。これはクロマグの連中に教えてもらった『トリフロー』。その名も《スペリアー(高級)・ルブリカント》。超さらさら系。付けるといきなり走りが軽くなっておもしろい。土ぼこり or 雨、というウィスラーで、チェーンが切れて怪我しないための必需品。

出物、再び

また、マウンテンバイクの出物を見つけました。 Santa Cruzの あれ? ファクトリー柄? なんで? よく見りゃ、ダウンヒル界のスーパーエリート、スティーブ・ピートのやつじゃないですか! 調べてみるほどに、どうもスティーブが2007年にワールドカップを乗っていたモデル(か、そのサブバイク)に見えて来る。フロントフォークとか、ホイールとか、どうもそれっぽい。 しかし、シートピラーとか、ステムとか、ハンドルとか、わりと小物系パーツのあたりは適当なものが付いてる。ホントに本物? 価格5000ドル。高い? 安い? 書いてある番号に電話したら、スティーブ本人が出たりして。 今日は、クランクワークスのメインイベント、Slopestyleでした。よくわかんないなりに、とてもおもしろかった。会場に流れる緊張感がすごかった。こういう肌でしか感じられないものの中にこそ、書かれるべきものが、隠れているのです。

他力本願

たまには人のものを貼ってみる。他力本願。 若者レジャー「貧困化」 遊びの種類減少、支出に格差も (via Asahi.com) http://www.asahi.com/national/update/0816/TKY200808160290.html 画面ばっかみてておもしろい? 乗らないの? マウンテンバイクを愛するみんなも来やすいように、オレがこっちで情報をアーカイブしてるのって、日本にとっては意味のないことなの? ちなみに来て1ヶ月で、カラダ、特に上半身がまたムキムキになってきました。希望者には密室でしっとりお見せします。情報って、もらうより作る方が楽しいぜ。 納屋にクマ、胸パンチし撃退 広島72歳「必死だった」 (via Asahi.com) http://www.asahi.com/national/update/0816/OSK200808160099.html そんな武勇伝、クマ・カントリー/ウィスラーじゃ普通です。この間なんか、クマをともえ投げしたおじさんがいるという噂を聞きました。ほんとか。こっちでクマに会ってしまうのは、だらしのない人、ゴミを投げ散らかす人、ユニバーサルなマナーを知らない人。 Trick Show Down http://shhhhhow.blogspot.com/2008/08/trick-show-down.html Crankworx、金曜日。明日土曜日のスロープスタイルの前哨戦とも言えるビッグエア系のワンメーク。ボクはそういうのよくわからないのですが、そういうのが得意な モンキー ボーイズ・ Showくん が、けっこう楽しい動画を作ってくれているので、そちらをどうぞ。 よごれた自転車だって、Kokaneeコカニー・ガールズが洗ってくれるので、自分じゃ洗いません。

A-line ファッション

今日たのしくA-lineで飛んでいたら、 コース上でこんな娘に追いかけられた。 ウィスラーあたりじゃ当たり前。 なわけない。 彼女には確固とした男気を感じる。見習わなくては。

フリッキン'

 恒例の木曜日、トゥーニーライドの日。クランクワークス開催中とあって、ビレッジ周辺のトレールを走るコース設定となっております。  先週が、劇的な岩と上りの組合わさった大変なコース(ボクは乗車率70%ぐらい)だったので、ちと覚悟していたのですが、今回は結構クロスカントリー的なレイアウト。ぐぐいと踏んでいけるトレールだったので、気持ちよく乗り倒すことができました。一緒に走った辻くんは、あっという間に遥か彼方に消えさりましたが、コース途中でビール1缶振る舞われ、おかげで酔ってんのか上りが辛いのかわかんないままぶっ飛ばせ、わりかし早いうちにゴールできて満足。 この頂上で、ビールをもらって飲み干した。  で、その後のパーティはビレッジ内のカフェ。ビールとビールとビールとサーモンバーガーが待っており、ビールによる水分補給のあとは、例によって視線は斜め。視線がだんだん逆さまになろうとする午後9時半ぐらいになり、やっと暗くなったので、帰ろうかと思って自転車に近寄ると、誰か親切なひとが、赤ライトがピカピカ光るフリッカーを自転車に付けてくれてました。  周りを見回すと、みんなフリッキン・ピカピカです。ウィスキーのJim Beamのロゴが入ったフリッカーを、そのへんでみんなに配っていたのですな。フリック、というのは日本語では点滅する、という意味。なのでみんなピカピカ・フリッキン。クマに気をつけるため大声で歌いながら帰れば、街灯のほとんどない道でも、少しばかし安全。  このフリッカーはねえ、夜に自転車乗るならマストですよ。職業ドライバーの方に、心からお願いされました。死にたくなければ。 ドナー(献体)サイクリスト になりたくなければ。日本でも。写ってないけど、ヘルメットの後ろも、もろちんフリッキン。  いくつかフリッカーをぶら下げとけば、自前のディスコ・ライトになるのでカッコいいよ。自転車に乗る時、 グラストンベリー発サイレント・ディスコ とかしてる場合じゃないな。そんなに音が欲しいなら、スピーカー背負って音を流したいものだ。さすればクマも寄ってこない。合唱系ベートーベンの『第九』なら大人数と思われ、効果的かと思った。酔っぱライ度が調子よくなる音フロウでもある。  帰ろうとした直前、Mr.Brownこと故ジェームズ・ブラウン氏による『Get up offa that thing, danc

2008 Crankworx Air Downhill

2008Crankworxクランクワーク ス、妄想中継中。 本日はJim Beam Air Downhillジムビーム・エアダウンヒルの日。あのジャンプが公称60個あるA-Lineを最速に、そしてスタイリッシュに下るのは誰なのか! それを競う日です。 見てきました。 スーパースターCedric Graciaセドリック・グラシア、ダウンヒルの貴公子Greg Minnaarグレッグ・ミナー、しかし優勝は、3年連続、ウィスラーにコンドミニアムを持つ36才、フライアン・ブライアンBrian Lopesロープス!  ロープス、インタビューでは、昭和46年生まれならではの落ち着いたコメントを残しております(動画ありました。おかしいと思ったんだ。上記貼り直しました)ミナーやっぱカッコいいです。

Shimanoの2009新作シューズ

Shimanoシマノの2009年型シューズ発見。 北京に合わせて出してきたのでしょう、MP66の後継版、ナントカ66。SPD対応。Dura-Ace的レーシー&セクシーさ。 一方フラットペダル対応は、 DXペダルのピンに喰い付きそうな、しかもビブラムソールはMP90から引き継いだ AM40。 緑がハヤリのようです。 Scottスコット。 Giantジャイアント。 Specializedスペシャライズド。

パンプトラック・トューズデイ

 本日は、Pumptrack_Tuesdayパンプトラック・トューズデイ。ウィスラーの秘密の場所(山を登り歩くこと20分)にあるパンプトラックに、クロマグの連中が集まる日です。『お前、来てもいいよ』とお許しを頂いたので、 モンキー ・ボーイズのHEROと一緒に、胸を借りてきました。  よもや知らないとは言わせませんが、一応パンプトラックの説明。飛ばなくていい、漕がなくていい、パンピングだけで永遠に走れる短いコースのこと。日本では 広島にパブリックのコース があるようです。  こんなところ。ボクらも作らなきゃ。  2番目に乗る、赤シャツの男が、クロマグ番長イアン。

エナジー・ドリンク考

 Crankworx、妄想中継をウィスラーよりお送りしております。 週の前半は、とくにやることなし。みんな練習したり、そこらで配っている『モンスター・エナジー』を飲んだりしています。  昨今、こういったエナジー・ドリンクがいろいろあり、特にオートバイやエクストリームスポーツの業界に、ものすごい勢いでスポンサードし、イベントを開催しています。その理由を考察してみましょう。 >北米では、公の場で酒を飲むことが禁止されている。 >ただ、見るスポーツの場で、酒がないのは寂しい。 >そこで、酒ではないけれど、なんとなく気分を高揚させるジュースがあるとうれしい。 >で、飲む。イェーイ。  日本で言うところの、リポナミンX(商品名でたらめい)みたいなもんでしょうか。ちなみにボクは、これを1缶飲めません。半分ぐらい飲むと、もう夜もギンギンに目が覚めてしまいます。タウリンがかなり配合されている、と書いてあるので、元気いっぱい24時間働く系ドリンクなんでしょう。その辺で聞いた話によると『とあるデザイナーズ・ドラッグのようにドーパミンを、しかしユルユルと出す作用がある』とのこと。ほんまかいな。ともかく薬が効きすぎるキライのある体質のボクは、あまり量を飲まないようにしています。  実際にも、売れまくりなんでしょうか。売れてるかどうかは別として、イベント会場で配りまくっているのは確か。何にせよ、こういったエナジードリンクに働く人々が、ダート・バイシクルを楽しむ場を多く作ってくれているのはまぎれもない事実。大変、感謝しております。 感謝しておりますイェーイ。

新作情報ズ(自信なし)

その辺で見かけた新作情報ズをお伝え。 たぶん、オークリーの新作。 SRAMのチェーンガード。こういうのすごく好き。 Sam Hill サム・ヒル走者のフレームに付いてたフロントフォーク。Rockshoxのブラックボックス。よくわからないが、たまらない感じがする。

新製品、試乗。

近くに用事があったので、 クロマグのスタジオに遊びに行きました。 ら、こんなものがあったので、 乗らせてもらいました。 ハマーシュミット。おもしろいですね、 ボタンタッチで、フロントのギアが変わるのは。 感覚的には、今あるフロントディレーラーと逆。 シフトレバーを押すと(ワイヤーを引くと)、軽いギアに。 カチンとボタンをやると、重いギアに。 別になくたっていいやあ、と思ってましたが、 実際使ってみると、かなりいい感じです。 フロントディレーラーを引っぱる感じがないまま フロントギアの変速ができる新感覚、 実は、とても悪くないです。 ファースト・エクスペリエンスとしては かなり好感触。ちょっと、欲しくなった。 シングルギアのマシンに(多事争論あるかもだが) 調子イイとも思う。軽&重の、踏んだ感じの差は、 そうだな、感覚的には26丁×34丁ぐらい。かな? マウンテンバイクは、自転車じゃないから、 これからも、どんどん変わっていくのです。 エポックメイキングになればおもしろいなあ。 日本での反応は、どうでしょう。来年リリース? 先日のパーティー、『2008 Chromag Show & Shine』 のフォトストーリー(英文)はこれ。 公開しちゃう。 http://koichiro.com/albums/2008chromag_show_and_shine/

Crankworx Dual, Assorted videos.

Assorted videos on Finals. ファイナルでのアソートビデオ Assorted videos on Practices. 練習でのアソートビデオ 上のビデオの最後に出てくるキミ、 オレはキミの走りが大好きだ。

2008 Crankworx, Dual Slalom, Best Match.

 2008年Crankworx初日。やっぱりデュアルスラロームはおもしろかった。途中から雨が降りだし、決勝の最後の方はアヤフヤのふにゃふにゃになってしまったが、決勝最初の方は、路面も乾いてて、ゆかいだった。  なかでもボクが一番よかったと思ったヒートがこれ。スーパー・スタイリッシュなDan Atherton ダン・アサートン(アニマル/コメンサル) vs スーパースターCedric Graciaセドリック・グラシアのマッチ。

ファーストジャパニーズ続報

朝起きたら、 雨だ 。ちっ。今日のデュアルはどないなるねん。しかし晴れか曇りか雨という予報だから、もうどうにでもしてって感じの女心とウィスラーの空。 天気予報 では、 いろんなとこ で、 いろんなこと 言ってるし。 現在の、メイン会場の模様は、 こんな 。参考までに、日本との時差16時間。 先日、トゥーニー(ルーニー)ライドに出たのですが、 1時間ほどのハードなライドなので、重い水を持たずに走ったら、 ゴール地点には、ビールしかありませんでした。 ので、水分補給代わりに、乾いたカラダにビールジョッキ5杯を流し込み、 (最初の三杯は、本気で水がわりに飲んだ) だんだん世界が曲がって見えてきた頃、 我らが ファーストジャパニーズ であり(そろそろしつこいか) Chromag のライダーでありファミリーである 辻くん 登場。 オレの声とコメントがうざいのは、 いつものことだが、 ベロベロに酔って電話中継してるから。 ジャブだボディだボディだジャブだ。 クロマグ・ファミリーたるもの、 これぐらい喰えないと、 あのハードなワークとライドはこなせません。

練習開始

Crankworxクランクワークス、明日からの開催です。 見れば見るたび走りたくなるコース、デュアルスラロームの練習が始まりました。 よほどのことがない限り、ペダルを1回も漕ぐ必要のないコース。 このジャンプ・トウ・バームがいい。空中で軸を曲げる動きがいい。見るたびいい。やってみたいい。 ジャイアントのライダーが2人いたのだが、2人とも渋い走りだった。マシンはトランス。 セドリック。なにかない限り、ファイナルのトップ4ぐらいにはあがってくるのではと。 アンドリュー・ニースリング。マングース。走りがカコイイ。 Staatsに乗った、動きが柔らかですごかった方。誰? BMXレーサーに違いない。が、練習後半で大ゴケしてた、大丈夫? 世界最速家族、アサートンのブラザーズ。速いのが弟のジー(2)で、すげえスタイリッシュなのはお兄ちゃんのダン(11)。妹のレイチェルも走ってたよ。 パンダソニックが好きな乗り方&動きをしてた人。シヴい。多分ローカル? キャノンデールに乗ってた。 我らがファースト・ジャパニーズ、 辻義人 も参戦。 ピンぼけ失礼。ブライアン・ロープス兄さんも参戦。頭の上に付いてるのはたぶんビデオカメラ。みんなを追い回し撮りしてた。セドリックの真後ろに付いた撮ってたビデオを、ぜひ見てみたい。  マウンテンバイク・オールドスクールマニアにはおなじみ、リー・ドノヴァンも走ってました。3歳半の子供を連れていました。旦那のスティックマンも一緒でした。 今日もウィスラーはいい天気です。光の柱=ジェイコブス・ラダーもきれいです。