●ハンドルバー ーー700mm程度でもOK。
●ステム ーー50mm程度までにしておきたい。
先にハンドルバーは、幅広(680mm程度)がいいと述べているが、じつはさらに広くても問題なさそうだ。ローカルの付けるハンドルをみると、700mm以上なんて当たり前だ。例えば地元<クロマグ>の作るハンドル《フーバーズ》は、28インチ、711mmの長さである。
これまで、マウンテンバイクのハンドル幅は、肩幅よりも少し広いぐらい、と教えられてき続けたが、今どきはそうとう広くてもいいぐらいになってきた。10年前と今とでは、乗るところも乗り方も変わっているのだ。
しかしこれだけ幅広だと、必然的にステム長も短く近くなり、トレールライドではすこし難航する。上りでハンドルを引いてトルクを掛けようとすると、特に急な登りでステアリングがふらつくのである。
その解決策として、当初『2種類のステム+ハンドルを用意せよ』と書いたが、間違いだった。本当は『トレール上りのハンドルの引きは、下腹部に向かってきっちり引く、or、あまり気にしない』である。
ハンドルが狭くステムが長いほど、上りでのハンドルの引きの方向は、下腹部シートポストのちょうど真上あたりに向かって、ふらつくことなく引かれていく。しかし人間、鍛錬すれば広いハンドル短いステムでも、きちんと下腹部に引き寄せ、登ることができる。手強く楽しいのは下りである。このあたりは、日本で練習しておいても損はないはずだ。各種ライディング本が、その手助けとなるだろう。
●ステム ーー50mm程度までにしておきたい。
先にハンドルバーは、幅広(680mm程度)がいいと述べているが、じつはさらに広くても問題なさそうだ。ローカルの付けるハンドルをみると、700mm以上なんて当たり前だ。例えば地元<クロマグ>の作るハンドル《フーバーズ》は、28インチ、711mmの長さである。
これまで、マウンテンバイクのハンドル幅は、肩幅よりも少し広いぐらい、と教えられてき続けたが、今どきはそうとう広くてもいいぐらいになってきた。10年前と今とでは、乗るところも乗り方も変わっているのだ。
しかしこれだけ幅広だと、必然的にステム長も短く近くなり、トレールライドではすこし難航する。上りでハンドルを引いてトルクを掛けようとすると、特に急な登りでステアリングがふらつくのである。
その解決策として、当初『2種類のステム+ハンドルを用意せよ』と書いたが、間違いだった。本当は『トレール上りのハンドルの引きは、下腹部に向かってきっちり引く、or、あまり気にしない』である。
ハンドルが狭くステムが長いほど、上りでのハンドルの引きの方向は、下腹部シートポストのちょうど真上あたりに向かって、ふらつくことなく引かれていく。しかし人間、鍛錬すれば広いハンドル短いステムでも、きちんと下腹部に引き寄せ、登ることができる。手強く楽しいのは下りである。このあたりは、日本で練習しておいても損はないはずだ。各種ライディング本が、その手助けとなるだろう。