スキップしてメイン コンテンツに移動

フリッキン'

 恒例の木曜日、トゥーニーライドの日。クランクワークス開催中とあって、ビレッジ周辺のトレールを走るコース設定となっております。


 先週が、劇的な岩と上りの組合わさった大変なコース(ボクは乗車率70%ぐらい)だったので、ちと覚悟していたのですが、今回は結構クロスカントリー的なレイアウト。ぐぐいと踏んでいけるトレールだったので、気持ちよく乗り倒すことができました。一緒に走った辻くんは、あっという間に遥か彼方に消えさりましたが、コース途中でビール1缶振る舞われ、おかげで酔ってんのか上りが辛いのかわかんないままぶっ飛ばせ、わりかし早いうちにゴールできて満足。


この頂上で、ビールをもらって飲み干した。

 で、その後のパーティはビレッジ内のカフェ。ビールとビールとビールとサーモンバーガーが待っており、ビールによる水分補給のあとは、例によって視線は斜め。視線がだんだん逆さまになろうとする午後9時半ぐらいになり、やっと暗くなったので、帰ろうかと思って自転車に近寄ると、誰か親切なひとが、赤ライトがピカピカ光るフリッカーを自転車に付けてくれてました。

 周りを見回すと、みんなフリッキン・ピカピカです。ウィスキーのJim Beamのロゴが入ったフリッカーを、そのへんでみんなに配っていたのですな。フリック、というのは日本語では点滅する、という意味。なのでみんなピカピカ・フリッキン。クマに気をつけるため大声で歌いながら帰れば、街灯のほとんどない道でも、少しばかし安全。



 このフリッカーはねえ、夜に自転車乗るならマストですよ。職業ドライバーの方に、心からお願いされました。死にたくなければ。ドナー(献体)サイクリストになりたくなければ。日本でも。写ってないけど、ヘルメットの後ろも、もろちんフリッキン。

 いくつかフリッカーをぶら下げとけば、自前のディスコ・ライトになるのでカッコいいよ。自転車に乗る時、グラストンベリー発サイレント・ディスコとかしてる場合じゃないな。そんなに音が欲しいなら、スピーカー背負って音を流したいものだ。さすればクマも寄ってこない。合唱系ベートーベンの『第九』なら大人数と思われ、効果的かと思った。酔っぱライ度が調子よくなる音フロウでもある。

 帰ろうとした直前、Mr.Brownこと故ジェームズ・ブラウン氏による『Get up offa that thing, dance till you feel better』というシャウト、日本語にすれば「そんなもの降りて、踊っちまいな」が聞こえてきた。せっかく調子良くなったところだし、こんなもの(自転車)降りて、踊っちまい続けるかと迷う真夏のウィスラーナイト。

 そのときの葛藤をリアル・パンダソニックさんに相談してる模様。

このブログの人気の投稿

和訳『ステムの長さは、どのように自転車のステアリングとハンドリングに影響するのだろう?』

『ステムの長さは、どのように自転車のステアリングとハンドリングに影響するのだろう?』 という記事があった。これだ。 "How does stem length affect a bike’s steering and handling?" by Matt Wikstrom http://cyclingtips.com/2015/03/how-does-stem-length-affect-a-bikes-steering-and-handling/ 2015年3月30日に公開されたこの記事には、以下のようなことが書かれていました。ご参考までに。

すべての庭にパンプトラックを (翻訳)

  (この文章は、米国の雑誌『マウンテンバイク アクション』2010年8月号の記事を、原文にほぼ忠実に、日本語に訳したものである。「すべての庭に、パンプトラックを」その想いを、英語が読めず日本語が読める方々にも伝えたく、広めたく、翻訳を行い、公開している) 『すべての庭にパンプトラックを 』 ●土の山は、プールよりすばらしくなるのか? 間違ったスタートと、グズグズと何年も無駄な時間を過ごした後、MBAのパンプトラックは、ついに完成した。世界チャンピオンの専門技術と寛大さ、2400ドルの現金、18 X 18 mのバックヤード、そして合計40時間の手作業により、土の山は、乗りやすく永続的なパンプトラックとして生まれ変わった。このMBAパンプトラック誕生秘話は、あなたにもパンプトラックが必要かを判断するためと(もちろん必要だ)、それを作るために必要になることだろう。 【基本】----------------  パンプトラックとは、ペダルをこぐことなく周回できるダートトラックのことだ。ライダーは、ローラー(こぶ)とバーム(丸く角度の付いたコーナーの壁)を使って、「パンプ」してペダルをこがずに加速することができる。  このコブを乗り越えるときに、自転車を引き、そして押すことで、スピードを得る。コブにさしかかったときにハンドルを引き、コブを越えるときに、ペダルを押す。ダンスのようなものだ。全ては腰の動き次第である。  バームには、低い姿勢で進入する。そして遠心力が体をバームに向かって押し付けようとするときに、その力を脚で押し返し、加速するという物理学である。強い力(と適切なタイミング)で押すことにより、さらに加速することができる。コーナーの出口ではその加速をさらに増すため、できるかぎり強く押すことになるわけだ。 【物語】----------------  マルゾッキがカリフォルニア・バレンシアに作った秘密のパンプトラックで乗り、そしてオハイオ・クリーブランドにある《レイズ・インドア・マウンテンバイク パーク》で時間を過ごした後、我々はパンプトラックに完全にハマった。我々はリー・マコーマックが書いた『ウェルカム・トゥ・パンプトラック』の本をつかみ、簡単な三角形のトラックの設計図を地面に描いた。土を運び入れることなく、土を掘り起こしてコブを

『相模湖プレジャーフォレスト MTBコース』へ輪行しなくてはいけなくなったあなたへ。

仮に、あなたが。 最近、関東近郊のマウンテンバイクコースなのに、ものすごく上品で気分の良いフロウをメイクしている、『相模湖プレジャーフォレスト』のMTBコースへ、お気に入りの一台と一緒に輪行していかなくてはならなくなったとする。 そんなとき、タイムラインはどうなるのか、あなたは何時に家を出ると、ここに何時にいられるのか。この間の日曜日に実際試してみた、時間的なフロウをお伝えしよう。