2008-07-29

腰痛の屁理屈



 人間のカラダは、腰痛になるようにはできていない。

 地球という重力のある星の上で、二本脚で立って歩くために物理的な最適な形状へと何億年(だっけ?)もかけて進化した我々人間である。自然の流れ、すなわち神の所作に間違いがあるわけもなく、カラダが動くべき範囲で動いている限りは、腰痛などは起こらないのである。

 ではなぜ起こるのかというと、使う側の問題である。人体の骨格模型(できれば、じん帯がついているものがいい)と筋肉図と一緒に自分の体を触ってみれば、己のカラダのパーツが、どこを支点にどうやって動いているのかが、自分の体内感覚として理解できるはず。

 腰痛に関連のヒントで言えば、上体の肋骨と骨盤とを、『1つの胴体である』として考えていないか、ということだ。これらは完全に分離したパーツである。もし固まっているのであれば、それは あなた自身が 動かないものだと 信じきって 筋肉を 動かさずに 固めて いるからに 過ぎない 。

 骨折やヘルニアなど、人体に物理的な変形がない限り、大半の腰痛は、萎縮した筋肉を突然使ったことによる筋肉疲労、それに加えて『寝違える』みたいな軽度の炎症である。炎症自体は2、3日おとなしくしてれば治るが、筋肉疲労は、あなた自身 が 筋肉を 固めて 萎縮させて しまっているためカラダの動きのクセを直さない限り再発する。

 痛みを取る薬とか、腰痛器具とか、そういうのはただ性急に闇雲に結論を追い求めているだけ。根本的な問題解決ではない。そもそも問題の存在すら認識していなければ、解決などできるはずもない。