有名ライダーの兄弟であり、有名バイクブランドに勤める、そのくせ有名ではないので幸運なケイくんが、日本からウィスラーに遊びにきていて、マルちゃんやら小猿ズやら辻くんやら、みんなといっしょにジャンプを飛びまくり、乗りまくった。先週末、後ろ髪を引かれつつウィスラーからサヨナラしたのだが、その去り際に「次来るときは、絶対に2台持ってきます」と言い残していった。
先にもお伝えしたように、ウィスラーでは1台のミッドバイク(ボクが命名)があれば、バイクパークから、トレールライドから、ダートジャンプまでとりあえず何でもこなせる。しかし、できたらダウンヒル用バイクである『ビッグバイク』1台と、決してクロスカントリー・レース用ではないトレールバイクを1台の計2台、マウンテンバイクを持っていると、すこぶる調子がいい。
ウィスラー周辺のトレールは、基本的にハードである。隣町スコーミッシュから来た連中も『ウィスラーのトレールはすごいね。スコーミッシュは、もう少し簡単』と言うぐらい、行くところに行けば、これまでに見たことも走ったこともないようなトレールに出くわすことができる。
だからといって、リアサス付きじゃないとだめかというと、そんなこともない。担ぎ上げもあるし、軽い方がいいので、ある程度乗れる人であれば、最小限のリアサス付き、あるいはハードテイルの方が、トレールライドは楽しいのではないかと考えている。
ということで、トレールバイクを日本から持ち込み、こいつを日常の脚&トレール&バイクパークのジャンプ用として活躍させる。そして重量がかさみ、飛行機で運ぶのもさまざま大変なビッグバイクをレンタルしてしまう。これが、めんどくさがりの人のための、ウィスラー・マウンテンバイク式生活の1つである。
バイクパーク周辺で、ビッグバイクをレンタルできるのは、この辺り。一日だいたい100カナダドル程度と、ちとお高め。
http://www.summitsport.com/summer/BikeRatesCDN.asp
http://www.fanatykco.com/itoolkit.asp?pg=BIKE_RENTALS
http://www.whistlerbike.com/rentals/rentals/index.htm
フルフェイスは、ちとお安めのセール価格で販売中。
ウィスラーヴィレッジ内、わりと良さそうなバイクショップは、この辺り。
Evolution
Fanatyk
Katmandu Bikes
これが、レンタルバイクである地元<Norco>によるビッグバイク、《Aライン》。Aライン用に開発されたマウンテンバイクだから、もう飛び放題に違いないと思う。たしかにこれぐらいのサスペンションなら、バイクパークではもう少し安定してスピードが出せるため、ジャンプの距離も伸びるし、安心感も上がる。機会があったら乗ってみたい。